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『鈴木文治のいる風景』の著者で友愛労働歴史館研究員の芳賀清明さんが逝去、5月18日!

『鈴木文治のいる風景』の著者で友愛労働歴史館研究員の芳賀清明さんが逝去、5月18日!

友愛労働歴史館の研究員で、友愛会創立者鈴木文治の生涯を描いた『鈴木文治のいる風景―日本労働運動の源流をつくった男―』(無明舎出版)の著者、芳賀清明さん(仙台市在住)が去る5月18日に逝去されました。享年73歳。心よりご冥福をお祈りいたします。

芳賀清明さんは高校の日本史の授業で、郷里の先輩鈴木文治が友愛会を創立し、日本の労働運動・社会運動に挺身したことに共感。自らも労働運動を志し、キリスト教系大学を卒業した後、企業で長年労働組合運動(ユアテックユニオン、電力総連)に従事しました。

芳賀さんは在職中から鈴木文治の足跡を追って国内外の「ゆかりの場所」を訪れ、2010年に『鈴木文治のいる風景』を出版。また、2011年と2015年に「鈴木文治のゆかりの地を訪ねるツアー」を企画・主宰し、金成ハリストス正教会・金成歴史民俗資料館・鈴木文治生誕記念碑・吉野作造記念館などを案内しています。

また、芳賀清明さんは余り知られていない新渡戸稲造と鈴木文治・友愛会の関係に注目し、新渡戸稲造研究誌『新渡戸稲造の世界』第23号(2014年、一般財団法人新渡戸基金)に論文「友愛会=総同盟の機関紙・誌に見る新渡戸稲造」を、第24号(2015年)に論文「新渡戸稲造と友愛会=総同盟に連なる人びと」を発表しています。

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