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J・コンドル没後100年(1920.6.21)、お墓は東京・護国寺に!

J・コンドル没後100年(1920.6.21)、お墓は東京・護国寺に!

今年は英国の建築家で「日本近代建築の父」と呼ばれたジョサイア・コンドル(1852.9.28~1920.6.21)の没後100年で、彼のお墓は東京・護国寺にあります。

コンドルは明治政府に招かれた、いわゆる「お雇い外国人」。工部大学校(現・東京大学工学部)の建築学教授として来日し、鹿鳴館や上野の国立博物館など政府関連の建物を数多く設計しました。また、東京帝大退職後は岩崎邸など主として三菱グループの建物を数多く手がけました。その関係か東京・世田谷の静嘉堂文庫美術館の庭にある岩崎家廟も、コンドルが設計しています。

ジョサイア・コンドルは1894(明治27)年には友愛会館の前身、ユニテリアン教会・惟一館の建設を手がけていますが、この年に彼は三菱一号館美術館や神田青年館(東京YMCA会館)なども設計しています。

コンドル夫妻は100年前の1920(大正9)年6月に相次いで死去しています。妻くめは病に倒れたコンドルの看病による過労で6月10日に63歳で死去し、コンドル本人は脳軟化症で6月21日に死去したとされています。享年67歳。

友愛労働歴史館は2014年にジョサイア・コンドルと山口文象(総同盟が1936年に建設したアパートメントハウス青雲荘・友愛病院の設計者)を取り上げた企画展「コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」(2014.3.10~8.30)を開催しています。

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