日本社会党や民社党の結党に参加し、1947年の片山内閣で司法大臣を務めた鈴木義男(1894.1.17~1963.8.25。衆議院議員、東北学院大学院長など)の講演会が2月18日(土)に、東北学院大学(仙台市)で開催されます。講師は東北学院大学教授・東北学院史資料センターの仁昌寺正一氏です。詳細は添付の案内チラシをご覧ください。
TEL.050-3473-5325
〒105-0014 東京都港区芝2-20-12 友愛会館8階
友愛労働歴史館は1月6日(金)から企画展「内ケ崎作三郎―教育者・牧師・政治家の生涯―」(2017.01.06~06.30)を開催中ですが、この「内ヶ崎作三郎」展に宮城県富谷市の若生裕俊市長からメッセージが届きました。
内ヶ崎作三郎は宮城県富谷市の出身で、市内の富谷小学校には内ヶ崎作三郎の胸像が設置され、いまも顕彰されています。また、内ヶ崎作三郎の本家・内ヶ崎酒造店は、宮城県最古の造り蔵として355年の伝統と誇りを持ち、いまも銘酒「鳳陽」を醸造しています。
富谷市は2016年10月に富谷町から富谷市へと市制移行し、「日本一住みやすい街づくり」を掲げて、仙台市のベットタウンとして発展しています。
以下に若生裕俊富谷市長のメッセージを掲載いたします。
明けましておめでとうございます。友愛労働歴史館は明6日から新しい企画展「内ケ崎作三郎―教育者・牧師・政治家の生涯―」(2017.01.06~06.30)をオープンいたします。ご来館、ご見学いただければ幸いです。
また、7月からは賀川豊彦が友愛会の活動に参加して100年になることを記念した企画展「賀川豊彦と鈴木文治」仮題)を予定しています。
友愛労働歴史館は東京・芝の友愛会館8階にあり、友愛会館の前身はユニテリアン教会・惟一館(ジョサイア・コンドル設計)です。
友愛労働歴史館は友愛会系労働組合の歴史資料館として、①友愛会から連合までの日本の労働運動、②社会民主党・社会民衆党から民社党までの日本の社会主義運動、③ユニテリアンゆかり(福澤諭吉、安部磯雄、鈴木文治、松岡駒吉ら)の日本の社会運動、に関する資料館として活動を続けています。
本年も友愛労働歴史館をよろしくお願いいたします。
開催中の企画展「総同盟結成から70年―いま労働組合主義について考える―」(2016.06.06~2016.12.22)は、本22日に閉会いたします。ご利用、ご見学をいただき、ありがとうございました。
友愛労働歴史館は12月23日(金)から2017年1月5日(木)の間、休館いたします。これは新しい企画展「内ケ崎作三郎―教育者・牧師・政治家の生涯―」(2017.01.06~06.30)の準備と、年末年始特別休暇のためです。
なお、友愛労働歴史館の運営費用は、ホテル三田会館の収益により賄っています。ホテル三田会館は年末年始も営業しておりますので、ぜひご利用ください。
友愛労働歴史館は11月22日(火)15:00~17:00、第12回政治・社会運動史研究会を開催しました。研究会は公開報告会の形で開催し、テーマは「独立青年同盟の結成と排撃」、報告者は堀内慎一郎氏(日本政治学会会員)でした。
独立青年同盟は1949(昭和24)年に結成され、当時の労働運動や日本社会党において激しい左右対立を引き起こす一つの切っ掛けとなった団体で、後の民主社会主義青年同盟・民社党青年隊の源流ともいうべき組織です。
報告会で堀内慎一郎氏は、パワーポイントを使用しつつレジュメに基づき約1時間30分にわたって報告をし、その後、質疑・意見交換に入りました。
レジュメの主な項目は、①独立青年同盟(独青)とは、② 労働運動における独青関係者の結集過程、③ 労働運動関係者と社会党関係者の結集過程、④ 独青の結成、⑤ 独青をめぐる対立と総同盟における排撃、⑥ 独青の終焉、⑦ 考察、⑧ 終わりに、でした(詳細は略)。
2017年は教育者(早稲田大学教授)、牧師(ユニテリアン教会・統一基督教会、自由基督教会)、政治家(衆議院議員、民政党幹事長)として知られた内ヶ崎作三郎(1877.04.03~1947.02.04)の生誕140年、没後70年に当たります。
友愛労働歴史館はこれを記念し、企画展「内ヶ崎作三郎―教育者・牧師・政治家の生涯―」(2017.1.6~6.30)を開催いたします。
しかし、当館が所蔵する内ヶ崎作三郎関連資料は限られています。内ヶ崎作三郎の写真や関連資料をお持ちの方は、友愛労働歴史館に貸与もしくはご寄贈を検討いただければと思います。ご連絡をお待ちいたします。
友愛労働歴史館 Eメール yuairodorekishikan@rodokaikan.org