友愛労働歴史館は先達のメッセージを読み取り、再発信します!

TEL.050-3473-5325

〒105-0014 東京都港区芝2-20-12 友愛会館8階

ニュース

友愛会館屋上で「ツツジを楽しむ会」を開催、4月26~28日!

友愛労働歴史館が入居している友愛会館(16階建ビルで、前身はユニテリアン教会・惟一館)の屋上にはツツジが植栽されており、毎年、期間限定で開放されています。

今年の「ツツジを楽しむ会」は4月26日(水)~28日(金)に行われ、開場時間は12:30~13:30。28日(金)AMは近所の芝小学校3年生を招待し、楽しんでいただきます。また、同日PMは地域の皆さんをご招待することになっています。

参考に昨年の写真を紹介いたします。東京タワーと芝増上寺が写っています。反対側にはレインボーブリッジを見ることもできます。

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報告会「全体主義と闘った男 河合栄治郎」を開催、4月24日!

友愛労働歴史館は4月24日(月)14:00~16:00、第14回政治・社会運動史研究会を開催しました。テーマは「全体主義と闘った男 河合栄治郎」で、今回の政社研は産経新聞の湯浅博論説委員を招き、公開報告会の形で開きました。

元東京帝国大学教授の河合栄治郎は、「理想主義、人格主義、教養主義」の人とされ、戦前期の日本において左の全体主義(共産主義・マルクス主義)を強烈に批判し、また軍部が台頭すると右の全体主義(軍国主義、ファシズム)とも闘った人物として知られています。このため河合栄治郎は「闘う自由主義者」と呼ばれました。ファシズム・軍国主義を批判して東京帝国大学を追われ、1944(昭和19)年に53歳で亡くなっています。

河合栄治郎は多くの門下生を育ています。学会では大河内一男・安井琢磨・木村健康・山田文雄・猪木正道・土屋清・関嘉彦・音田正巳らがいます。戦後、河合の精神を受け継いだ人々は、社会思想研究会・社会思想社・民主社会主義研究会議(現・政策研究フォーラム)を創立し、社会党右派や民社党のブレーンとしても活躍します。ビジネス界では東京電力社長の木川田一隆や日銀総裁の山際正道・宇佐美洵・佐々木直らが知られています。

報告を行った湯浅博氏は、2月に『全体主義と闘った男 河合栄治郎』(産経新聞出版)から刊行しており、今回の報告会はそれを記念したもの。湯浅氏は河合栄治郎に影響を与えた人々(徳富蘇峰、新渡戸稲造ら)から話しをスタートし、河合の人間像・思想について1時間余に亘って報告を行いました(詳細は略)。その後、参加者からの質疑・意見交換を行い、16時前に閉会しました。

河合栄治郎様 DSC00921_R

当館を見学されるグループ・団体の方に、スライド解説・案内を行います!

 友愛労働歴史館は原則、平日10001700が開館時間であり、自由に見学することができます。しかし、グループ・団体で見学される場合は、当館担当者が研修室(会議形式24名、学校形式32名)でスライドを使った解説、展示ガイドを行うことができます(解説・見学で約60~90分)。スライド(パワーポイント)は現在、下記の3本を用意しています

 また、当館研修室で友愛会創立百周年記念DVD「友愛会から連合へ」(上映35分)をご覧いたくこともできます。事前にEメールか℡でご連絡をお願いいたします。土日・旧祝日、時間外の見学を希望される方は、Eメールでご相談ください。

        <友愛労働歴史館解説スライド>

1.当館紹介用スライド「ようこそ友愛労働歴史館へ」

2.常設展解説スライド「日本労働運動の100年余―友愛会・総同盟(戦前)を中心とする」

3.企画展解説スライド「内ケ崎作三郎―教育者・牧師・政治家の生涯―」(~2017.6.30)

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友愛労働歴史館 050-3473-5325Eメール yuairodorekishikan@rodokaikan.org

 

大山郁夫(労働農民党)も佐々木ふさ(作家)もユニテリアン?!

 4月10日に「河上丈太郎も市川房枝もユニテリアン?!」との記事をアップしましたが、今回はユニテリアン・大山郁夫(政治家)と佐々木ふさ(作家)です。

 市川房枝はその著『市川房枝自伝』で、「早稲田大学教授であった内ヶ崎作三郎、第一高等学校教授の三並良、小説家の沖野岩三郎の諸氏が牧師として説教していた。会員には、安部磯雄、大山郁夫、鈴木文治、松岡駒吉、佐々木ふさ氏らがいた」と記しています。

 大山郁夫は早稲田大学教授で、後の労働農民党委員長を務めた人物。市川房枝の記述を信じるならば、大山郁夫はユニテリアンであり、彼を含むユニテリアン教会出身の政治家は10名(小山東助、永井柳太郎、星島二郎、内ヶ崎作三郎、安部磯雄、鈴木文治、河上丈太郎、松岡駒吉、市川房枝)となります。

 彼らは昭和前期の無産政党・労働農民党(大山郁夫委員長)、日本労農党(河上丈太郎)、社会民衆党(安部磯雄委員長、鈴木文治、松岡駒吉)に分かれますが、「自由の拡張」「社会問題の解決」「キリスト教思想に基づく理想社会の構築」で通底していたようです。

 佐々木ふさ(旧姓・大橋房子)は作家で、大正14年に佐々木茂索(作家・文藝春秋社社長)の妻となっています。森まゆみ著『断髪のモダンガール―42人の大正快女伝―』に、「ささき ふさ―都市の高等遊民として―」と紹介されています。佐々木ふさは「洋装」、「モダンガール」、「断髪の先駆者」ですが、一方で大正12年5月にローマで開催された第9回万国婦人参政権大会に出席し、振袖で演説をしています。

 一般にはユニテリアンと意識されることの少ない「無産政党の輝ける委員長・大山郁夫」も、「洋装・断髪のモダンガール・佐々木ふさ」も、実はユニテリアン教会員だったということは興味深いことです。

                                         以上

 

河上丈太郎も市川房枝もユニテリアン?!

 友愛会系労働組合の史料館である友愛労働歴史館は43日(月)午後、友愛会館(旧ユニテリアン教会・惟一館)において講演会「ユニテリアン牧師・内ヶ崎作三郎と友愛会」を開催しました。

 講演は2本で、最初の講演は友愛労働歴史館事務局長の間宮悠紀雄氏による「ユニテリアンの政界進出の背景を探る」。もう一本の講演は、労働運動史研究者の芳賀清明氏による「内ヶ崎作三郎と友愛会」でした。

 それぞれの講演内容は略しますが(希望者に講演レジュメをEメールで送付)、間宮事務局長の講演報告ではユニテリアン教会(後の統一基督教会、自由基督教会)から大正期・昭和前期に政界に進出したユニテリアンは7名(小山東助・永井柳太郎・星島二郎・内ヶ崎作三郎・安部磯雄・鈴木文治・河上丈太郎)で、戦後に政治家となった松岡駒吉と市川房枝を含めるとユニテリアン教会から9名が国会議員になっています。

 小さな教会から国会議員を9名も輩出するのは驚きですが、その所属政党がバラバラなのも興味深い点です。ただ、メンバーは「自由の拡張」(土屋博政慶大名誉教授・牧師)「社会問題の解決」(内ヶ崎作三郎)「ユニテリアン思想による理想社会造り」(今岡信一良ユニテリアン教会牧師)で共通していたようで、この点が講演テーマになっていました。

 講演では河上丈太郎(政治家、日本社会党委員長など)と市川房枝(婦人運動家、参議院議員など)を、ユニテリアンとしています。河上は大正3年の第1回普選に日労党から当選し、戦後は日本社会党の委員長などを務めた人物。市川房枝は友愛会・総同盟の女性書記第一号で、婦人解放運動に取り組み、戦後、参議院議員を務めています。河上と市川の二人がユニテリアンとは、興味深いことです。なお、河上丈太郎の妻は、内ヶ崎作三郎(早大教授、ユニテリアン牧師、政治家)の妻と姉妹で、河上と内ヶ崎は姻戚関係にあります。

 現在、友愛労働歴史館は企画展「内ケ崎作三郎―教育者・牧師・政治家の生涯―」(2017.01.0606.30)を開催中です。

                                                以上

大正・昭和前期、なぜユニテリアンたちは政界をめざしたのか!

友愛労働歴史館がある友愛会館の前身は、明治27年に米国ユニテリアン協会が建設したユニテリアン教会・惟一館です。このユニテリアン教会から大正・昭和前期に、小山東助・永井柳太郎・星島二郎・内ヶ崎作三郎・安部磯雄・鈴木文治・河上丈太郎・松岡駒吉が政界進出をめざしました。

また、戦後、参議院議員となった市川房枝までを含めると、9名のユニテリアンが国会議員となっています。なぜ、ユニテリアンたちは政界をめざしたのでしょうか。

友愛労働歴史館が4月3日(月)に開催する講演会「ユニテリアン牧師・内ヶ崎作三郎と友愛会」では、ユニテリアンたちの政界進出の狙いを探ります。また、ユニテリアンの一人、内ヶ崎作三郎(牧師、早大教授、政治家)と友愛会(現在の連合)の関係も探っていきます。

講演会への参加を希望される方は、友愛労働歴史館までEメールで yuairodorekishikan@rodokaikan.org 

 

<友愛労働歴史館・講演会>

日 時  2017年4月3日(月)14:00~16:00

場 所  友愛労働歴史館研修室(友愛会館8階)

テーマ  「ユニテリアン牧師・内ヶ崎作三郎と友愛会」

内 容  テーマ①「ユニテリアンの政界進出の背景を探る」 友愛労働歴史館事務局長 間宮悠紀雄

テーマ②「内ヶ崎作三郎と友愛会」 労働運動史研究者 芳賀 清明 氏

以上

 

 

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第117号を発信しました、3月23日!

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」の第117号を、当館メールアドレス登録者宛へ3月23日に発信しました。

<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第117号>

1.日本労働会館・公益事業推進委員会で当館事業報告・事業計画を確認、3月21日!

2.公開報告「全体主義と闘った男 河合栄治郎」を4月24日に開催へ!

以上

 

東京ドームの野球殿堂博物館で「日本野球の父」安部磯雄に逢おう!

 319日から春の選抜高校野球大会が、甲子園(兵庫県)で始まりました。また、ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝・決勝が、アメリカで開催されます。二次リーグE1位の日本は22日、二次リーグF2位のアメリカと準決勝を闘います。アメリカは強豪ですが、日本と違いWBCでの優勝経験はありません。

 高校野球やWBCで盛り上がる日本野球界ですが、この日本野球の発展に尽くし、「日本野球の父」「学生野球の父」と呼ばれているのが早稲田大学の安部磯雄です。安部はまた、ユニテリアン教会(統一基督教会。現在の友愛会館)牧師で、後に衆議院議員となり、社会民衆党(戦後の社会党・民社党)党首などを勤めています。

 安部磯雄は明治341901)年、早稲田大学野球部の初代野球部長に就き、明治38年には同野球部を率いてアメリカ遠征を行っています。そして早稲田大学野球部が持ち帰った近代野球の技術や精神は、大学野球を通して日本全国に広がり、やがてプロ野球が誕生します。

 学生野球・日本野球の発展に尽くした安部磯雄は、没後の1959年に野球殿堂入り第一号となっています。後楽園の東京ドームにある野球殿堂博物館では、プロ野球やWBCに関する歴史を学ぶとともに、安部磯雄ら野球殿堂入りした人々に逢うことができます。

安部磯雄レリーフ・野球殿堂博物館CIMG1102_R

河北新報(宮城県)に企画展「内ヶ崎作三郎」が紹介されました、2月22日!

友愛労働歴史館の企画展「内ケ崎作三郎―教育者・牧師・政治家の生涯―」(2017.01.06~06.30)が2月22日(水)、宮城の河北新報及び河北新報オンラインニュースで紹介されました。

河北新報の記事の見出しは「富谷出身の牧師・衆院副議長 内ヶ崎作三郎の歩み紹介」となっています。以下に河北新報オンラインニュースに掲載された紹介記事を転載いたします。

河北新報オンラインニュース「<内ヶ崎作三郎>牧師で政治家 歩み紹介」、2017.02.22img753_R

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第116号を発信しました、2月23日!

友愛労働歴史館がインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」の第116号を2月23日に発信しました。今回のメールレポート「友愛労働歴史館たより」の内容は、下記に通りです。

<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第116号目次>

1.池畑英雄氏を招き第13回政治・社会運動史研究会を開く、221日!

2.常設展の一部をリニューアルしました!

3.「内ヶ崎作三郎」展が河北新報(宮城県)で紹介されました、222日!

4.「内ヶ崎作三郎」講演会を43日に開催いたします!

以上