友愛労働歴史館は先達者のメッセージを読み取り、再発信します!

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〒105-0014 東京都港区芝2-20-12 友愛会館8階

ニュース

友愛会本部・平沢計七の労働劇作品集『一人と千三百人/二人の中尉・平沢計七先駆作品集』のご紹介!

「近代日本の劇作家・労働運動家」(ウィキペディア)の平沢計七(1889~1923)の作品をまとめた『一人と千三百人/二人の中尉・平沢計七先駆作品集』が、講談社文芸文庫の一冊として本年4月に出版されました。

平沢計七は友愛会出版部長として機関誌『労働及産業』や『友愛婦人』などの編集を担当した労働運動家ですが、同時に労働劇の先駆者・劇作家としても知られています。1923年の関東大震災のさなか身柄を拘束され、亀戸警察署で軍隊により刺殺されています。

本書は平沢計七の作品をまとめたもので、平沢計七の研究者・大和田茂氏が「解説」、「年譜」、著者目録」を担当しています。

企画展「総同盟・産別会議から新産別・総評へ―1946~1950年の労働運動―」が、本7月6日にオープン!いたしました。

友愛労働歴史館の新しい企画展「総同盟・産別会議から新産別・総評へ―1946~1950年の労働運動―」(2020.7.6~12.8)が、本7月6日(月)にオープンいたしました。

日本の労働運動は戦後のGHQによる民主化、労働運動の解放によりスタートしています。1946(昭和21)年、新しい中央労働団体として労働組合主義の総同盟(日本労働組合総同盟)と階級的組合主義(左翼労働組合主義)の産別会議(全日本産業別労働組合会議)が誕生します。

産別会議は戦後労働運動を主動しますが、2.1ストの失敗や4月の参議院選挙や衆議院選挙での日本共産党の敗北を契機に、共産党の組合支配に反対する民主化運動が起きます。その結果、1949年12月に新産別(全国産業別労働組合連合)が誕生し、さらに民主化グループと総同盟・新産別などにより1950(昭和25)7月、「単産連合」と呼ばれた総評(日本労働組合総評議会)が結成されます。

本企画展は総評結成70年を記念し、総同盟・産別会議の結成から、新中央労働団体の新産別・総評が結成されるまでの5年間(1946~1950)の日本労働運動を、産別民主化運動と総評の結成を中心に国際労働運動へも言及しつつ、紹介しています。

企画展「日本のメーデー100年―自由と団結の旗のもと―」が本日閉会、7月1日~5日は臨時休館となります!

友愛労働歴史館が開催中の企画展「日本のメーデー100年―自由と団結の旗のもと―」(2020.1.6~6.30)は、本6月30日に閉会します。

企画展「日本のメーデー100年」は新型コロナウイルスに伴う政府や東京都の自粛要請などがあり、3月30日(月)から5月31日(日)の間、臨時休館を実施しました。このため多くの皆様に来館、見学いただける機会が少なくなりました。

また、オープン中も来館者・見学者には①体温測定への協力、②発熱がある方や咳、くしゃみ、鼻水、咽頭痛などの症状がある方へのご来館の遠慮のお願い、③来館時の手指の消毒へのご協力、④入館時・見学時のマスクの着用などをお願いし、不便をおかけしました。

なお、新しい企画展「総同盟・産別会議から新産別・総評へ―1946~1950年の労働運動―」の準備のため、7月1日(水)から7月5日(日)の間、臨時休館いたします。

『社会民衆新聞』第1巻・第2巻(復刻版)の閲覧できます!

友愛労働歴史館はこの程、復刻版の『社会民衆新聞』第1巻・第2巻(三人社)を入手いたしました。

1926(大正15)年に安部磯雄や片山哲らにより結党され、当時の総同盟(友愛会の後身、戦後の同盟)が支援した社会民衆党は、1929(昭和7年)に社会大衆党に合流。戦後は日本社会党として復活し、片山内閣の崩壊や社会党の分裂後は、右派社会党・民社党に引き継がれました。

同復刻版は法政大学大原社会問題研究所100周年記念事業の一環として復刻された「社会民衆新聞・社会大衆新聞 復刻版」全5巻の第1回配本分で、京都の㈱三人社から発行されています。第2回配本分『社会大衆新聞』第1巻・第2巻・第3巻は、2020年12月に刊行される予定です。

本復刻版は原紙未見のため収録されていない号が多々あります。『社会民衆新聞』第1巻には、1927年1月10日の『社会民衆新聞』第15号から1929年5月25日の同第6号までが収録されています。また、『社会民衆新聞』第2巻には、1929年6月20日の『社会民衆新聞』第7号から1932年7月15日の同第38号までが収録されています。

本復刻版は当歴史館書庫・閲覧コーナーで、自由に閲覧できます。メールか電話でご一報の上、ご来館いただければ幸いです。

 

友愛労働歴史館とホテル三田会館は6月1日(月)から再開いたします!

友愛労働歴史館新型コロナウイルスへの対応のため3月30日(月)から臨時休館を実施してきました。しかし、政府の「緊急事態宣言」等が解除されたことを受け、6月1日(月)より展示室の見学や資料の閲覧などを再開いたします。どうぞご利用をお願いいたします(ホテル三田会館も6月1日から営業再開いたします)。

現在は企画展「日本のメーデー100年―自由と団結の旗のもと―」(2020.1.6~6.30)と、常設展「日本労働運動の100年余―友愛会・総同盟(戦前)を中心とする」を開催しています。

なお、ご来館に当たり以下の感染防止対策等にご協力をお願いたします。ご不便・ご迷惑をおかけいたしますが、どうぞご理解・ご協力をお願いいたします。

〇体温測定へのご協力!

非接触式体温計を準備中です。37.5℃以上の発熱がある方、咳、くしゃみ、鼻水、咽頭痛などの症状がある方はご遠慮ください。

〇来館時、手指の消毒へのご協力!

当歴史館展示室入口に消毒液を用意しています。

〇入館時・見学時のマスクの着用!

マスクのご用意のない方は、当館が用意したものをご利用いただきます。

『鈴木文治のいる風景』の著者で友愛労働歴史館研究員の芳賀清明さんが逝去、5月18日!

友愛労働歴史館の研究員で、友愛会創立者鈴木文治の生涯を描いた『鈴木文治のいる風景―日本労働運動の源流をつくった男―』(無明舎出版)の著者、芳賀清明さん(仙台市在住)が去る5月18日に逝去されました。享年73歳。心よりご冥福をお祈りいたします。

芳賀清明さんは高校の日本史の授業で、郷里の先輩鈴木文治が友愛会を創立し、日本の労働運動・社会運動に挺身したことに共感。自らも労働運動を志し、キリスト教系大学を卒業した後、企業で長年労働組合運動(ユアテックユニオン、電力総連)に従事しました。

芳賀さんは在職中から鈴木文治の足跡を追って国内外の「ゆかりの場所」を訪れ、2010年に『鈴木文治のいる風景』を出版。また、2011年と2015年に「鈴木文治のゆかりの地を訪ねるツアー」を企画・主宰し、金成ハリストス正教会・金成歴史民俗資料館・鈴木文治生誕記念碑・吉野作造記念館などを案内しています。

また、芳賀清明さんは余り知られていない新渡戸稲造と鈴木文治・友愛会の関係に注目し、新渡戸稲造研究誌『新渡戸稲造の世界』第23号(2014年、一般財団法人新渡戸基金)に論文「友愛会=総同盟の機関紙・誌に見る新渡戸稲造」を、第24号(2015年)に論文「新渡戸稲造と友愛会=総同盟に連なる人びと」を発表しています。

新渡戸稲造、1920年に国際連盟役員に就任、1930年の日本労働会館建設を支援!

今から120年前の1900(明治33)年に『武士道』(英文)を出版し、100年前の1920(大正9)年に国際連盟書記局社会部長(のちに事務局次長)に就任した新渡戸稲造(1862.9.1~1933.10.15)は、友愛会系労働組合のゆかりの人としても知られています。

新渡戸稲造について「ウイキペディア」は、「新渡戸 稲造(にとべ いなぞう、1862年9月1日(文久2年8月8日) – 1933年(昭和8年)10月15日)は、日本の教育者・思想家。農業経済学・農学の研究も行っていた。 国際連盟事務次長も務め、著書『武士道』は、流麗な英文で書かれ、長年読み続けられている。日本銀行券の五千円券の肖像としても知られる。東京女子大学初代学長。東京女子経済専門学校(東京文化短期大学・現:新渡戸文化短期大学)初代校長。」と紹介しています。

新渡戸稲造は大正時代から友愛会機関紙にしばしば評論を投稿し、また総同盟(友愛会が改称)が1930(昭和5)年にユニテリアン教会・惟一館を買収して日本労働会館(現在の友愛会館)としたとき、その建設を支援した日本労働会館建設後援会の一員でした。この建設後援会には新渡戸稲造の他、安部磯雄・賀川豊彦・鈴木文治・吉野作造が名前を連ねていました。

友愛労働歴史館は展示室に新渡戸稲造の肖像画を常設展示し、今も感謝と尊敬の念を捧げています。

友愛労働歴史館は新型コロナウイルスに対応するため当面の間、臨時休館を継続します!

新型コロナウイルス対応に伴う政府の「緊急事態宣言」や東京都の動向に鑑み、友愛労働歴史館(東京・芝、友愛会館8階)は3月30日(月)から5月6日(水)の間、臨時休館を実施いたしました。

その後、緊急事態宣言が5月31日(日)まで延長されたことや、都内の資料館・歴史館などが臨時休館を続けていることに留意し、当歴史館も当面の間、臨時休館を継続することになりました。

再開日は宣言期間見直しの動きや資料館・歴史館の動向もみながら検討し、当館HPなどでお知らせいたします。

なお、臨時休館中も資料の閲覧、研究などに関するお問い合わせには、Eメールで対応いたします。皆様にはご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

第91回メーデー中央大会が中止、連合HPで神津里季生実行委員長メッセージやメーデー宣言を配信中!

日本で最初のメーデーが東京・上野公園で開催されてから100年。記念すべき今年の第91回メーデー中央大会(5月29日・代々木公園)でしたが、新型コロナウイルスにより中止となりました。代わりに連合HPでインターネットを利用したメッセージ配信(2020.4.30~5.30)が行われています。

連合HPには「4月30日(木)8:00から5月30日(土)まで、当日の模様などをまとめた動画「第91回メーデー中央大会(総集編)」を公開いたします。内容は神津里季生・中央実行委員長メッセージ(要約)、メーデー宣言、がんばろう三唱、メーデー100年の歴史などです。日本のメーデー100年となる今年2020年の第91回メーデー中央大会。これまで連合に集う仲間、そして連携をする組織のみなさんとともに祝ってきたこのメーデーを、すべての働く仲間、すべての方々にメッセージを送る場として位置付けました。是非ご視聴ください。」と掲載されています。

ぜひ連合HP(連合で検索してください)にアクセスし、ご視聴ください。なお、掲載のメーデー写真は友愛労働歴史館が新装オープンした2012年の第83回メーデー中央大会のものです。

新型コロナから社会生活を守り抜くために奮闘されている皆様に感謝します!

友愛労働歴史館は3月30日(月)から5月6日(水)の間、臨時休館しています。新型コロナウイルス対策のためで、館員は当館運営母体である一般財団法人・日本労働会館から毎日の検温と行動を記録するようを求められています(下記に記録表5月分)。

ホテル三田会館(運営母体は日本労働会館)も臨時休館(4月10日~5月10日)し、当歴史館が入居する友愛会館(旧ユニテリアン教会・惟一館)にもほぼ人気はありません。毎年、4月中下旬に行われている友愛会館屋上の「つつじを楽しむ会」(写真は2016年)も今年は中止となりました。

新型コロナに対応するため政府は4月7日(火)に「緊急事態宣言」(東京、大阪など)を発出し、16日(木)には「宣言」を全国に拡大。外出や出勤の自粛、飲食業などへの休業や営業時間短縮の要請が成され、企業・産業活動は困難な状況に陥っています。4月22日現在の日本の感染者は11512名、亡くなった人は281名を数え、世界では感染者257万人・死者18万人に達しています。

このような中、最前線で新型コロナと闘われている医療関係者の皆様に深く敬意を表します。また、社会生活を守るために奮闘されている小売・流通業や行政関係者など多くの皆様に心より感謝いたします。