友愛労働歴史館は先達者のメッセージを読み取り、再発信します!

TEL.050-3473-5325

〒105-0014 東京都港区芝2-20-12 友愛会館8階

ニュース

藤沢市名誉市民・片山哲氏の胸像を撮影!

友愛労働歴史館は20181月から企画展「平和の父・クリスチャン宰相片山哲(仮題)」(2018.01.052018.06.30)を開催いたします。その準備作業・資料収集の一環として1018日、神奈川県藤沢市にある片山哲氏の胸像の写真撮影を行ってきました。片山哲氏は藤沢市名誉市民として、胸像が藤沢市民会館に置かれています。

片山哲先生は政治家、クリスチャン、弁護士として知られています。大正15(1926)の社会民衆党(安部磯雄委員長)結党に参加し、書記長に就任したのが政治活動歴のスタート。戦後は日本社会党の結成に参加し、委員長に就任(書記長は西尾末廣)しています。日本社会党は1947(昭和22)の総選挙で第一党となり、社会党中心の片山連立内閣が誕生します。

2017年は片山哲氏の生誕130年、片山内閣誕生から70年。そして2018年は片山哲氏の没後40年、片山内閣崩壊から70年です。

ユニテリアン教会誌『六合雑誌』のデジタル版を販売中(友愛労働歴史館)!

 『六合雑誌』は明治131880)年に東京青年会により創刊され、大正101921)年の第481号をもって終刊となったキリスト教系雑誌です。明治311898)年に『六合雑誌』は、ユニテリアン協会の機関誌『ゆにてりあん』(後の『宗教』)と合併し、ユニテリアン系の新『六合雑誌』となっています。

 『六合雑誌』は単なるキリスト教関連雑誌に止まらず、「思想・評論誌として近代日本の思想や文化に大きな影響を与えた雑誌」とされています。特に社会思想・社会問題について進歩・革新の立場をとり、明治・大正期の社会運動、労働運動にも大きな影響を与えたことで知られています。

 友愛労働歴史館はこの『六合雑誌』をデジタル化し、検索機能を付け、個人がパソコンで自由に読むことができるようにしました。デジタル版『六合雑誌』には、ブルーレイディスク版・10000円(税込、送料別)とSDカード版・12000円(同)があり、何れも『六合雑誌』全巻(第1号~第481号)PDFデータ、『総目次』データ(Excel版)などを収録してあります。

 購入を希望される方は、友愛労働歴史館までEメールで申し込んでください。なお、原則、受注制作となります。ご了承をお願いいたします。

友愛労働歴史館 Eメール  yuairodorekishikan@rodokaikan.org

 〒105-0014 東京都港区芝2-20-12 友愛会館8

 

  

劇作家・故菊田一夫の詩「忘れるな大衆の願いを」が寄贈される!

この程、劇作家・故菊田一夫の詩「忘れるな大衆の願いを」が、友愛労働歴史館に寄贈されました。この詩は1962(昭和37)年423日に開かれた「学者・文化人による民社党をはげます会」の会場に、大扇子に揮毫され、展示されていたものです。

「はげます会」の後に失われていましたが、最近写真が発見され、臨書・額装されて、当歴史館に寄贈されたものです。

     詩「忘れるな大衆の願いを」   菊田 一夫

民社党が退けば 民主主義が退く        民社党が進めば 民主主義の花が咲く

国民大衆は 民社党の勝利を神に願っている   物言う口も 物言わぬ目も・・・

物言う口も 物言わぬ目も           ジッと民社党を見凝めている

忘れるな 大衆の願いを 祈りを・・・

久谷與四郎氏が『日本労働運動100年』(富士社会教育センター)を出版!

労働評論家・久谷與四郎氏がこの程、『日本労働運動100年 温故知新 いま原点に立つ 大正元年・友愛会創立から連合結成まで』(富士社会教育センター)を出版されました。

本書は、UAゼンセン機関誌『Yuai』2012年1月号~2017年3月号に掲載されていた連載記事をまとめて再構成したものです。定価:834円+税。申込は公益財団法人富士社会教育センターまでお願いいたします。

富士社会教育センター 〒101-0024 東京都千代田区神田和泉町1-12-15 O・Sビル ℡03-5835-3335、Fax03-5835-3336

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第123号を発信しました、9月7日!

  友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」の第123号(2017.09.07)を本日、メールアドレス登録者へ発信いたしました。主な内容は以下の通りです。なお、メールレポート「友愛労働歴史館たより」の受信を希望される方は、友愛労働歴史館までEメールで申し込んでください。 

 友愛労働歴史館 Eメール  yuairodorekishikan@rodokaikan.org

  「友愛労働歴史館たより」の第123号・2017.09.07

1.劇作家・故菊田一夫が民社党へ贈った詩が発見されました、9月4日!

2.100年前の1917(大正6)年9月9日、賀川豊彦が友愛会神戸連合会で講演!

3.東北学院大学公開シンポジウム「平和憲法と鈴木義男」が9月30日に開催へ!

4.連載「日本労働会館物語」第68回―労働運動家・賀川豊彦 その3―

大正6(1917)年9月9日、賀川豊彦が友愛会神戸連合会で講演!

 今年は賀川豊彦が友愛会に参加してから100年、これを記念し友愛労働歴史館は企画展「賀川豊彦と友愛会・総同盟」(2017.7.612.22)を開催しています。

 賀川が友愛会に参加する切っ掛けは、彼が友愛会神戸連合会に招かれて講演を行ったことです。この事情について故隅谷三喜男(東大教授)はその著『賀川豊彦』で、「191799日夜、友愛会神戸連合会の特別公演会が、キリスト教青年会館で聴衆800名を集めて開かれた。友愛会会長鈴木文治が「米鉄禁輸事情」について講演したほか、神戸連合会主務の高山豊三や大阪連合会主務の松岡駒吉などが話をしたが、その演説者のひとりに賀川豊彦がいた。かれは「鉄と筋肉」と題して演説した。・・・これを契機に、賀川は友愛会と関係を生じ、同年10月には神戸連合会の評議員に推された。」と記述しています。

 労働運動家・賀川豊彦の誕生であり、彼はその後、5年間に亘り、神戸を拠点に関西労働運動を主導することになります。彼の労働運動理論は今日、「賀川イズム」として伝えられています。

友愛労働歴史館は今夏、通常通り開館(平日10:00~17:00)します!

 友愛労働歴史館は今夏、通常通り開館します。夏季休館は特にありません。それ故、友愛労働歴史館の開館、見学時間は平日の10001700となります。なお、時間外、土日・祝日などに当歴史館の見学を希望される方は、要相談となります。友愛労働歴史館までEメールでご相談ください。

 友愛労働歴史館は現在、企画展「賀川豊彦と友愛会・総同盟」(2017.7.612.22)を開催中です。20181月からはゆかりの片山哲(元首相、社会民衆党・日本社会党・民社党など)を取り上げた企画展「片山哲の生涯」(仮題)を予定しています。

 友愛労働歴史館 Eメール  yuairodorekishikan@rodokaikan.org

賀川豊彦が日本労働運動に残したもの!

 キリスト教伝道者、社会運動家として知られる賀川豊彦は、1917(大正6)年に友愛会に参加し、労働運動家として大きな足跡を残しています。その活動期間は1921(大正10)年までの5年間でしたが、労働運動に与えた影響は大きく、「日本労働運動の母」(西尾末廣)と呼ばれました。賀川豊彦が労働運動に残したものとして、以下の点が挙げられます。

1.「賀川イズム」から「健全なる労働組合主義」へ

 賀川豊彦の労働運動理論は「賀川イズム」と呼ばれ、当時の労働運動に大きな影響を与えました。それは自由労働組合主義、漸進主義、合法主義、非暴力主義、人格中心主義、産業民主主義(賀川豊彦記念松沢資料館・杉浦秀典副館長)から成るものでした。戦前期の総同盟は「賀川イズム」の背骨(はいこつ)を継承し、「健全なる労働組合主義」を確立して、現実主義・漸進主義の労働運動を推進しました。これは戦後、「自由と民主主義、労働組合主義」として引き継がれています。

2.川崎・三菱争議の教訓と労働運動の発展

 1921(大正10)年に起きた史上空前の労働争議である神戸の川崎・三菱両造船所争議は、労働側の惨敗で終わり、指導した賀川豊彦が労働運動を去る切っ掛けとなりました。しかし、それは「表面の敗北であり、労働者が階級意識にめざめたこと、運動の真理を社会に諒解せしめ」(賀川豊彦)たのです。また、争議は多くの教訓(工場管理宣言、他)を残し、さらに解雇された労働者は新たな地で労働運動を発展させたのです。例えば川崎造船を解雇された井堀繁雄はその後、埼玉県川口を拠点に労働運動や共済活動に取り組み、戦後は衆議院議員として活躍しました。

3.労働運動・社会運動への資金援助、日本労働会館の建設支援

 賀川豊彦は『死線を超えて』などの著作による莫大な印税収入があり、資金面で労働運動や社会運動を支えました。また、1930(昭和5)年に総同盟が惟一館(旧ユニテリアン教会。買収後、日本労働会館。現在の友愛会館)を買収し、日本労働会館としたとき賀川豊彦は安部磯雄、新渡戸稲造、吉野作造らとともに日本労働会館建設後援会を作り、惟一館買収を資金面で支えたのです。                                            

友愛会創立記念労働講座「賀川豊彦と友愛会」を開催、8月1日!

 基督教伝道者・社会運動家の賀川豊彦が友愛会に参加して100年になるのを記念し、友愛労働歴史館は企画展「賀川豊彦と友愛会・総同盟」(2017.7.6~12.22)を開催中ですが、これと連動させた友愛会創立記念労働講座「鈴木文治と友愛会」を友愛労働歴史館研修室において8月1日10:30から開催しました。

 講師は賀川豊彦記念松沢資料館の杉浦秀典氏(副館長・学芸員)、テーマ「鈴木文治と友愛会」でした。杉浦秀典氏は講演の中で、賀川豊彦と友愛会との関係、賀川豊彦が指導した神戸の川崎・三菱争議、賀川イズムなどについて、講演を行いました。

 なお、今回の労働講座はまた、友愛会創立を記念する会(高木剛会長)が毎年8月1日に開催している友愛会創立記念式典と連動したもので、労働運動講座参加者の多くは12:00からの友愛会創立記念式典に引き続き参加しました。友愛会創立記念式典では、高木剛会長が主催者代表挨拶を行い、連合の逢見直人事務局長、民社協会の川合孝典専務理事、政策研究フォーラムの谷藤悦史理事長が、それぞれ祝辞を述べました。

 

 

企画展「賀川豊彦と友愛会・総同盟」(2017.7.6~12.22)がオープン!

2017年はキリスト教伝道者・社会運動家の賀川豊彦(1888~1960)が、友愛会(現連合)の活動に加わってから100年という節目の年に当たります。友愛労働歴史館はこれを記念し、本6日より企画展「賀川豊彦と友愛会・総同盟」(2017.7.6~12.22)を開催いたします。

今回の企画展で幅広い社会運動に取り組んだ伝道者賀川豊彦の、労働運動家としての側面を見ていただければと思います。そして賀川豊彦が労働運動に残した①共済活動への取り組み、②「賀川イズム」から「健全なる労働組合主義」へ、③川崎・三菱争議の教訓と労働運動の発展、④労働運動への資金援助と日本労働会館の建設支援について、一考していただければと思います。

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