友愛労働歴史館は先達のメッセージを読み取り、再発信します!

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ニュース

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第89号を発信しました、1月13日!

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第89号を、1月13日に発信しました。

今回の内容は下記の通りです。メールレポートの受信を希望される方は、友愛労働歴史館までEメール で申し込んでください。なお、メールレポート「友愛労働歴史館たより」第88号は、2014年12月19日に発信済です。

友愛労働歴史館Eメール yuairodorekishikan@rodokaikan.org

<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第89号の目次>

1.友愛労働歴史館の2015年企画展「安部磯雄」・同「赤松常子」・同「全文協」について!

2.友愛労働歴史館研修室の会議・研修でのご利用のお願い!

3. 連載「日本労働会館物語」第52回(日本労働会館に結集した人々―西尾末広―)!

以上

 

明けましておめでとうございます。2015年の企画展です!

新年明けましておめでとうございます。友愛労働歴史館は2012年8月1日の新装オープンから3年目に入りました。これからも労働運動、社会運動に関する歴史資料館として活動を続けていきます。

当歴史館は、本年、以下の企画展を予定しています。ご来館、ご見学いただければ幸いです。常設展「友愛会から連合へー日本労働運動の100年」(2012.08.01~)のテーマ、内容に変更はありません。

なお、当歴史館の開館時間は平日の10:00~17:00で、土日・祝日などは休館となります。しかし、事前にご相談いただければ時間外、休祝日の開館も行っています。どうぞご相談、ご一報ください。

友愛労働歴史館 Eメール   yuairodorekishikan@rodokaikan.org

<友愛労働歴史館の2015年の企画展>

①企画展「同盟結成から50年、その今日的意義を探る」(開催中。2014.09.08~2015.02.28)
②企画展「安部磯雄生誕150年(仮題)」 2015年3月9日~2015年7月14日
③企画展「赤松常子没後50年(仮題)」 2015年7月21日~11月30日
④企画展「全文協結成から50年、その今日的意義を探る(仮題)」 2015年12月07日~2016年5月31日

以上

2014年、山口文象・阿部静枝・武藤光朗に光を当てて!

友愛労働歴史館は2014年、企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」(201403.10)、同「同盟結成から50年、その今日的意義を探る」(2014.09.08~2015.02.28)を開催し、その中でコンドル・山口文象・阿部静枝・武藤光朗を取り上げました。

日本近代建築の父として知られるジョサイア・コンドルは別格として、山口文象(モダニズム建築家。1902~1978年)、阿部静枝(歌人、社会運動家、評論家。1899~1974年)、そして武藤光朗(社会思想家、ヤスパース研究者。1914~1998年)の三名は、現在、一部の関係者を除き、忘れられ、無視されているように思います。

そのような人たちに細やかな光ですが、当歴史館は一筋の光を当ててみました。願わくばレンブラント光のように彼らを照らし、彼らのメッセージを浮き上がらせることができればと思います。

友愛労働歴史館は、三名が歩んだ道をただ記録し伝えるのではなく、彼らがめざしたものをめざし、彼らが見詰めたものを見詰めていきたいと考えています。

以上

 

友愛労働歴史館の年末年始の開館について!

友愛労働歴史館は友愛会系労働組合の歴史資料館としてオープン(2012.08.01)以来、2年余を経過し、今日まで多くの皆様にご来館、ご見学いただきました。

現在は企画展「同盟結成から50年、その今日的意義を探る」を開催中であり、その第四部「同盟ゆかりの人々」コーナーは、「西尾末広ら民社党を創り、育てた人々」の展示・解説を行っています(2014.12.09~2015.02.28)。

友愛労働歴史館の年末年始の予定は、次のとおりです。ご来館、ご見学いただける方は12月26日(金)までにお願いいたします。

なお、当館は事前にメールなどでご連絡・ご相談をいただければ、休日・祝日・時間外の見学も可能です(年末年始など友愛会館全体がお休みの日は不可)。

2014年12月26日(金)   仕事納め(本年最後の開館日。10:00~17:00)

2014年12月27日(土)~2015年1月4日(日)   休館

2015年 1月5日(月)   仕事始め(開館時間は10:00~17:00)

2015年 1月6日(火)~  通常の開館(平日の10:00~17:00、休・祝日は休館)

以上

 

「民社党を創り、育てた人々ー西尾末広らー」コーナーをオープン、12月9日!

友愛労働歴史館が開催中の企画展「同盟50年」の「社会思想家・武藤光朗」コーナーは、12月5日(金)で終了いたしました。

12月9日(火)からは「民社党を創り、育てた人々ー西尾末広らー」を取り上げ、展示・紹介いたします。内容は下記の通りです。

これは2014年が民社党解党(1994年12月9日)から20年、民社党の源流である社会民衆党(大正15年12月5日)が結党されてから88年に当ることを記念したものです。

<民社党を創り、育てた人々ー西尾末広らー>

内容 1.民社党への道

2.民社党の基本理念ーフランクフルト宣言、民社党綱領

3.西尾末広ら民社党を創り、育てた8名の委員長たち(西尾末広、西村栄一、春日一幸、佐々木良作、塚本三郎、永末英一、大内啓伍、米沢隆)

期間 2014年12月9日(火)~2015年2月28日(土)

以上

社会思想家・武藤光朗の3つのメッセージ!

「武藤光朗の3つのメッセージ」

友愛労働歴史館企画展「同盟結成から50年、その今日的意義を探る」の「同盟ゆかりの人たち」で取り上げている武藤光朗は、ヤスパース研究の泰斗として知られ、中央大学や早稲田大学で教鞭をとった社会思想家です。

展示に当たり当歴史館は、「武藤光朗の3つのメッセージ」に的を絞り、解説を行っています。その「3つのメッセージ」を紹介いたします。

1.「民主社会主義による自由の二重の反抗」を呼び掛ける

「真の人間の自由は如何に確立し得るか」を問い続けていた武藤光朗は、 1960年に民社党綱領起草委員会に参画します。1966年には民主社会主義研究会議(民社研。現在の政策研究フォーラム)の議長に就任し、民主社会主義陣営の理論的リーダーの一人として活躍を始めます。彼は1951年の社会主義インターナショナルSIの「フランクフルト宣言」に依拠しつつ、「民主社会主義による自由の二重の反抗」を提唱します。それは自由放任の資本主義経済がもたらす矛盾・非人間性(格差、不平等、雇用不安、貧困など)への反抗であり、また共産主義がもたらす非人間性(プロレタリア独裁、専制、自由と人権の抑圧、個人の徹底的な社会化など)への反抗の呼び掛けでした。

2.「インドシナ難民がもたらした自由と人権のメッセージ」を生かす

1975年のサイゴン陥落、翌76年の北ベトナムによる南ベトナムの共産化が行われると、圧政を嫌う人々はボートピープルとして国外に逃れました。その数は100万人以上に達し、救出されることなく海に沈んだ人々も数多かったとされます。難民の多くはアメリカに亡命しましたが、日本にも1万人以上の人々が逃れてきました。

武藤光朗は1981年、インドシナ難民共済委員会を組織し、日本に亡命してきた難民の支援に乗り出しました。さらに1983年、インドシナ難民共済委員会がインドシナ難民救援センターと統合してインドシナ難民連帯委員会CSIRになると、その会長として活躍します。

かねてから共産主義国家の自由と人権の抑圧を批判し続けてきた武藤光朗には、「難民の人たちがもってきた自由と人権のメッセージを生かしていきたい」との強い想いがありました。CSIRは1993年、インドシナ難民及びアジアの恵まれない人々と連帯する委員会CSIRAと改称。そして難民問題が終息に向かう中、1995年にアジア連帯委員会CSAと改称し、今日に至っています。

3.自由・平等を媒介統合する「友愛」に目を向け、「友愛民主主義」を提唱

フランス市民革命の基本理念に「自由・平等・友愛」があります。「自由」は時として放縦となり社会に格差や不平等をもたらし、「平等」は行き過ぎると不平等となって社会から自由と活力を奪います。「友愛」は、この両立し得ない自由と平等を、媒介統合する最も大切な基本理念とされます。

かつて哲学者・田辺元は、「ブルジョア的自由」と「共産主義的平等」との理念的対立を媒介統一する原理として「友愛」を考え、その政治的実践を社会民主主義に期待しました。しかし、マルクス主義の非人間性と歴史的不毛性を指摘してきた武藤光朗は、1991年のソ連・東欧共産主義システムの崩壊後、マルクス主義を連想させる社会民主主義よりも「友愛民主主義」を提唱します。「友愛民主主義」は、日本の自由で民主的な労働運動の歴史的原点である友愛会に繋がるものであり、それはキリスト教的隣人愛と仏教的慈悲心に繋がるとの武藤光朗の想いがあったのです。

以上

 

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第87号を発信しました、11月27日!

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第87号を、11月27日に発信しました。

今回の内容は下記の通りです。なお、メールレポートの受信を希望される方は、友愛労働歴史館までEメール で申し込んでください。友愛労働歴史館Eメール yuairodorekishikan@rodokaikan.org

<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第87号 2014.11.27>

1.友愛会創立を記念する会から友愛労働歴史館へ寄付金、11月25日!

2.「政治・社会運動史研究会」をスタート、11月14日!

3.旧同盟資料、雑誌『明日』などの資料提供を受ける、11月19日・20日!

4.連載「日本労働会館物語」第51回(日本労働会館に結集した人々―武藤光朗氏―)!

以上

 

武藤光朗とブルース・スプリングスティーンに通底するもの!

友愛労働歴史館の企画展「同盟結成から50年、その今日的意義を探る」第四部「同盟ゆかりの人々」コーナーでは、現在、ヤスパースの研究者で中央大学や早稲田大学で教鞭をとった武藤光朗(1914~1998)を取り上げ、3つのメッセージを紹介しています。

武藤光朗は民主社会主義研究会議議長として1960年代に①「民主社会主義による自由の二重の反抗」を、インドシナ難民連帯委員会CSIR会長として1970年代に②「インドシナ難民がもたらす自由と人権のメッセージ生かしていく」を、そして1991年のソ連邦崩壊以後は社会思想家として③「友愛民主主義の提唱」を呼びかけ、それらは今日、武藤光朗の3つのメッセージとして記憶されてます。

ところでグローバル資本主義経済下の今日、武藤光朗が再注目されるのは、彼が一貫して資本主義経済がもたらす「非人間性」を批判し、格差・失業・貧困・不平等・人間的隷属に反抗(改革、修正)するよう呼び掛けたことによります。

武藤光朗はその呼びかけに当たり、ジョン・レノンの「レヴォリューション(革命)」や村上春樹の『ノルウェイの森』、尾崎豊の「17歳の地図」などに言及しつつ、個人の尊厳、自由な魂について論じました。武藤は彼らの歌や小説の中に、「真に孤独を感じる者だけが深く愛し、交わることができる」という実存哲学的主題を見出し、彼らを通して資本主義経済がもたらす非人間性を分かりやすく批判したのです。

また武藤光朗は、アメリカのロック歌手で「人種差別や労働問題をテーマにした抵抗歌」を歌い、「怒りと行動の表現者」(音楽評論家・渋谷陽一)とされるブルース・スプリングスティーン」に共感し、彼が歌う「ファクトリー(工場)」の中に「疎外された労働」で生きる工場労働者の悲しみと苦しみを聞きとりました。

「ファクトリー」 ブルース・スプリングスティーン

「一日が終わり 工場のサイレンがうなる 人々は目の中に死を持って 門を出てくる 必ず今夜誰かが 痛いめにあうはずだ 働くだけの 働くだけの 働くだけの人生だ 働くだけの 働くだけの 働くだけの人生だ 」

以上

 

「友愛労働歴史館たより」第86号を発信しました、11月3日!

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第86号を、11月3日に発信しました。

今回の内容は、下記の通りです。メールレポートの受信を希望される方は、友愛労働歴史館までEメールで申し込んでください。Eメール   yuairodorekishikan@rodokaikan.org

<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第86号の目次>

1.企画展「同盟結成50年」に「武藤光朗」コーナーをオープン、10月28日!

2.芳賀清明氏が論文「友愛会機関誌に見る新渡戸稲造」を発表、9月10日!

3.土曜ワイド劇場「監察官・羽生宗一」に友愛労働歴史館が登場、11月1日!

4.武藤光朗氏の資料(著書、写真、その他)を求めています!

以上

 

「武藤光朗」コーナーをオープン、10月28日!

友愛労働歴史館は10月28日、「武藤光朗」コーナー(2014.10.28~12.05)をオープンいたしました。これは現在、開催中の企画展「同盟結成から50年、その今日的意義を探る」の中の「同盟ゆかりの人々」コーナーでの展示で、第1回「阿部静枝」コーナー(2014.9.8~10.24)に続く2回目です。

武藤光朗(1914~1998年)氏は、民社研(現政策研究フォーラム)議長やインドシナ難民連帯委員会(現アジア連帯委員会CSA)会長などを歴任した社会思想家で、ヤスパース研究の泰斗とされています。
今年は武藤光朗氏生誕100年に当り、これを記念しての「武藤光朗」コーナーの開設です。今回は特に武藤光朗氏の3つのメッセージを紹介しています。

<社会思想家・武藤光朗のメッセージ>

①「民主社会主義による自由の二重の反抗」

②「インドシナ難民がもたらす自由と人権のメッセージを生かす」

③「自由と平等を統合する友愛に目を向け、友愛民主主義を提唱」

以上