友愛労働歴史館は先達者のメッセージを読み取り、再発信します!

TEL.050-3473-5325

〒105-0014 東京都港区芝2-20-12 友愛会館8階

ニュース

労働組合による日本最初のアパート、病院はなぜ建設されたか!

友愛労働歴史館は現在、企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」を開催中ですが、今回の企画展のポイントの一つは友愛会・総同盟はなぜ青雲荘アパート・友愛病院を建設したのか、ということです。
昭和11(1936)年7月、総同盟は労働組合による日本最初のアパート、病院となる青雲荘・友愛病院を建設します。設計は当時、新進気鋭のモダニズム建築家として注目を集めていた山口文象。依頼者は総同盟会長で㈶日本労働会館理事長の松岡駒吉です。
今回の企画展では松岡駒吉が、青雲荘にどのようなメッセージを込めて建設したのかを明らかにしています。

青雲壮(外観1)写真提供・(株)アール・アイ・エー - コピー

企画展「コンドル、山口文象」の4つの見学ポイント!

友愛労働歴史館が3月10日(月)から開催している企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」(2014.03.10~2014.08.30)では、4つの見学ポイントを紹介しています。

1.昭和11年から昭和20年までの9年間、外国人建築家(コンドル)の和風クラシック建築と日本人建築家(山口文象)の洋風モダン建築が並び立っていた「特異な風景」をイメージしていただきます。

2.惟一館は、その和風クラシックデザインから「特異な建物」「和洋折衷でミョウチクリン」と評されてきました。この惟一館に、建築家ジョサイア・コンドルと発注者クレイ・マッコーレイ(ユニテリアン教会牧師)がどのようなメッセージを込めたのか、を読み解っていただきます。

3.昭和11(1936)年、労働組合による日本で最初のアパート、病院として青雲荘・友愛病院(設計:山口文象)が建設されます。この青雲荘・友愛病院に、建築家山口文象と発注者松岡駒吉(総同盟会長、日本労働会館理事長)がどのようなメッセージを込めたのか、を読み解っていただきます。

4.重田喜孝氏の水彩画やミニ木版画「港区・芝界隈10景」により、惟一館から友愛会館への120年の変遷を見つめ、明治・大正・昭和の芝界隈の風景を楽しんでいただきます。

「コンドル」展チラシ_R

企画展「コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」をオープン、3月10日!

友愛労働歴史館は3月10日、企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」をオープンいたしました。今回の企画展は、2014年が友愛会館の前身であるユニテリアン教会・惟一館(コンドル設計。明治27年)の建設から120年、また友愛会館のもう一つの前身である青雲荘アパート・友愛病院(山口文象設計。昭和11年)建設から78年、を記念したものです。

名 称:企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」

と き:2014年3月10日(月)~8月30日(土) 原則平日と土曜日の10:00~17:00開館

ところ:友愛労働歴史館展示室(友愛会館8階) 東京都港区芝2-20-12、℡050-3473-5325

「コンドル」展チラシ_R

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第77号を発信しました!

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第77号を、本2月19日に発信しました。内容は1.「ユニテリアンと社会運動」研究会第6回勉強会を開催、2月18日、2.企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」を3月10日から開催、です。

メールレポート「友愛労働歴史館たより」は、①友愛労働歴史館に見学のため来館された方、②友愛労働歴史館にメールで連絡をくだされた方などへ、月1~2回の頻度で発信しています。配信を希望される方は、友愛労働歴史館までご一報ください。

3月10日から企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」を開催します!

友愛労働歴史館が入る友愛会館の前身は、明治27年のユニテリアン教会・惟一館であり、また昭和11年の青雲荘アパート・友愛病院です。2014年は惟一館が東京・芝の地に建設されて120年、青雲荘・友愛病院が建設されて78年になります。

これを記念し友愛労働歴史館は企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」を開催し、惟一館を設計した日本近代建築の父ジョサイア・コンドル、青雲荘・友愛病院を設計したモダニズム建築家山口文象を取り上げ、彼らが惟一館や青雲荘に込めたメッセージを読み解きます。

名 称:「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」展

と き:2014年3月10日(月)~8月30日(土) 原則・平日の10:00~17:00、要連絡で時間外、土日もOK

ところ:友愛労働歴史館展示室

企画展「UAゼンセン・友愛記念館」は2月28日(金)で閉会となります!

友愛労働歴史館は昨年11月7日から企画展「友愛記念館」(正式には企画展「UAゼンセン中央教育センター 友愛記念館に観る民主的労働運動の歴史」)を開催中です。

これは岡山県友愛の丘にある友愛記念館から運び込んだ各種資料、写真、解説パネルなどを展示したものです。開会中は、DVD「私たちのUAゼンセン」も上映中です。

企画展の開催は2月28日(金)までですので、見学を希望される方はお早めにご覧ください。

2014.01.17 メールレポート「友愛労働歴史館たより」第76号を発信しました!

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第76号を、1月17日に発信しました。メールレポート「友愛労働歴史館たより」は、①友愛労働歴史館に見学のため来館された方、②友愛労働歴史館にメールで連絡をくだされた方などへ、月1~2回の頻度で発信しています。配信を希望される方は、友愛労働歴史館までご一報ください。

松岡駒吉肖像写真(画面表示用)

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第75号を発信しました

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第75号を、本12月20日に発信しました。メールレポート「友愛労働歴史館たより」は、①友愛労働歴史館に見学のため来館された方、②友愛労働歴史館にメールで連絡をくだされた方などへ、月1~2回の頻度で発信しています。配信を希望される方は、友愛労働歴史館までご一報ください。

鈴木文治肖像写真、トリミング

デジタル版『六合雑誌』(検索機能付)を販売中です!

友愛労働歴史館は2013年4月、デジタル版『六合雑誌』に、検索機能と総目次を付加した新たなBD(ブルーレイディスク)版『六合雑誌』と、SDカード版『六合雑誌』を制作し、販売を開始しました。

BD版『六合雑誌』は、『六合雑誌』全巻(第1号~第481号)PDFデータや総目次Excel版を1枚のBDに収録してあります。SDカード版も同様で、販売価格はBD版10000円、SDカード版12000円(何れも送料別)です。なお、当歴史館から既にDVD版『六合雑誌』購入された方は、BD版・SDカード版とも5000円引きとなります。申し込み時にご確認、お問い合わせください。

問い合わせ、購入申し込みは、友愛労働歴史館 yuairodorekishikan@rodokaikan.org までEメールでお願いいたします。

BD版『六合雑誌』、『六合雑誌・総目次』集、2013.06.12