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「民社OB会総会・結党60年記念の集い」参加者が当歴史館を見学、1月19日!

「民社OB会総会・結党60年記念の集い」参加者が当歴史館を見学、1月19日!

 1960(昭和35)年124日に結成され、1994(平成6)年129日に解散した民社党。その民社党を偲んで毎年、1月に開催されている民社OB会の平成31年度総会が119日(土)12時から友愛会館で開催されました。

 民社党の前身は1926(大正15)年に結党された社会民衆党(社民党。後に社会大衆党、勤労国民党)で、委員長は安部磯雄、書記長は片山哲。当時の中央労働団体の総同盟が全面支援し、鈴木文治・西尾末広・松岡駒吉らが参加していました。

 戦後は日本社会党(片山哲委員長、西尾末広書記長)の結党を主導し、総同盟(松岡駒吉会長)が全面支援をしていました。1947(昭和22)年に片山哲連立内閣を組織し、片山哲が総理大臣、西尾末広が官房長官、松岡駒吉が衆議院議長を務めました。

 1960年に左傾化した日本社会党を飛び出した旧社民系を中心とする人々が民社党(当時は民主社会党。西尾末広委員長・曾禰益書記長)を結成し、中央労働団体である全労会議(1954年結成)・同盟(1964年結成)が支えました。これは大正15年の社会民衆党・総同盟以来の支持・協力関係を引き継いだものです。

 本年は民社党結党から60年(数え年)であり、これを記念して「民社OB会総会・結党60年記念の集い」が開かれ、全国から約70名の人々が参加しました。

 民社OB会総会に先立ち、友愛労働歴史館研修室で11時から「民社党60年記念展」の解説が行われ、当館の間宮悠紀雄事務局長が報告・説明を行いました(写真参照)。その後、参加者は開催中の企画展「民社党結党60年―勤労国民政党の旗を掲げて―」(2018.1.706.28)を見学し、社会民衆党から93年、民社党から60年の「勤労国民政党」の一筋の道に想いを馳せていました。

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