8月29日、「鈴木文治ゆかりの地を訪ねる会」ツアーが行われました。今回の「鈴木文治ゆかりの地」ツアーは、鈴木文治生誕130年を記念し、仙台市在住の芳賀清明氏(労働運動史研究者。友愛労働歴史館研究員)が代表を務める「鈴木文治を顕彰する会」が主催したものです。
参加者は当日、9:20に仙台駅前に集合。最初に訪問したのは大正デモクラシーの旗手として知られる吉野作造の記念館(宮城県大崎市)で、大川真館長から歓迎の挨拶と簡単な説明を受け、その後、参加者は館内を自由見学しました。
この後、参加者はバスで栗原市金成に移動し、金成歴史民俗資料館の鈴木文治コーナーや鈴木文治胸像などを見学しました。また、同資料館教室で芳賀清明氏より「鈴木文治と友愛会」についてのミニ講演を受けました。
続いて見学した金成ハリストス正教会は、鈴木文治が少年時代に洗礼を受けたところで、執事長のイリヤ川股峰輝氏が教会内を案内してくれました。また、管轄長で一関ハリストス正教会司祭のマルコ小池祐幸神父が、ハリストス正教会やイコン(宗教画)などについて説明を行ってくれました(写真は説明するマルコ小池祐幸神父とイリヤ川俣峰輝執事長)。
この後、参加者は鈴木文治生家(生家の一部を移転したもので、現在も住居として使用されている)や鈴木文治生誕記念碑(元首相・片山哲氏の揮毫)を見学し、全日程を終えました。17:00頃には仙台駅に帰着し、解散しました。
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