友愛労働歴史館は先達者のメッセージを読み取り、再発信します!

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企画展「全文協結成から60年」(2015.12.07~2016.05.31)が本日オープン、12月7日!

企画展「全文協結成から60年」(2015.12.07~2016.05.31)が本日オープン、12月7日!

 全文協(全国文化運動協会)は、民主的労働運動(全労、同盟)の文化運動やレクリエーション活動を担った組織であり、2015年はその結成から60年になります。

友愛労働歴史館はこれを記念し、企画展「全文協結成から60年、その今日的意義を探る」を開催し、その理念・活動を明らかにする中で、労働運動における文化運動やレクリエーション活動の今日的な意義を探ります。

なぜ民主的労働運動は、なぜ文化運動やレクリエーション活動に取り組んできたのでしょうか。それは「労働運動とは、労働者の生活改善のためにする文化運動である」との想いがあり、また「労働運動は人間の尊厳を守り、レクリエーション活動は人間を再創造(リ・クリエーション)する」という点で共通の土俵の上に立っている、との理解があったからです。

企画展「全文協結成から60年、その今日的意義を探る」では、第1部で1955年に全国勤労者文化教会(全文協)として結成された全文協が、1963年に「よび合うこだま運動実行委員会」と一体化、新しい全文協(全国文化運動協会)として新発足し、その後、41年に亙って民主的労働運動の文化運動やレクリエーション活動に取り組んだ歴史と活動について展示・紹介しています。また第2部では、友愛会以来の「友愛の心(人間の尊厳)」と、全文協のレクリエーション活動の基本理念(人間再創造)が通底していることを明らかにしています。

さらに第3部では、1961年から始まったよび合うこだま運動、同運動を担う文化リーダーを養成するために1966年にスタートした文化リーダー研修会、1972年に誕生した全文協劇団こだまについて、展示・紹介しています。そして第4部では、1961年に全文協西日本の拠点として設立され、「余暇の価値観と人間らしい生き方」を説き続けた大阪全文協と、その連携組織である関西労働文化教育研究所(関労研)について紹介・解説しています。

「全文協60年」展チラシimg432_R

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