友愛労働歴史館は労使関係研究協会と共催で11月6日(水)午後、公開講演会を開催しました。テーマは「渋沢栄一と鈴木文治」、講師は井上潤渋沢史料館館長、場所は友愛会館9階中ホール、参加者は約50名でした。
井上潤館長はレジュメ「渋沢栄一と鈴木文治・友愛会」に基づく報告を行いました。レジュメは「Ⅰ.渋沢栄一91年の生涯の中から読み取れるもの、Ⅱ.渋沢栄一と鈴木文治・友愛会、Ⅲ. 労働問題に対する渋沢栄一の想い」の三部構成。これに基づき井上館長は、渋沢栄一の行動から見出せる信念や渋沢栄一と鈴木文治の出会い、そして渋沢栄一の労働問題に対する想いなどについて15時30分頃まで報告を行いました。その後、質疑・意見交換を行い、16時頃に閉会しました。
今回の講演会は朝日新聞に紹介されたこともあり、当館や労使研ゆかりの人たちの他、一般の方が十数名も参加されました。なお、井上館長の講演レジュメ「渋沢栄一と鈴木文治・友愛会」と添付資料「渋沢栄一略年譜」「渋沢栄一が関連した会社および社会事業団体」のデジタルデータを、希望者に送付いたします。Eメールで友愛労働歴史館まで申し込んでください。
なお、講演会終了後、友愛労働歴史館展示室(友愛会館8階)で開催中の企画展「協調会結成100年―渋沢栄一と鈴木文治・友愛会―」のミニ見学会を開催しました。
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