キャロライン・マクドナルドは日本YWCA創立に尽力し、「東京の白い天使」と呼ばれたカナダ人宣教師です。100年前の1922(大正11)年1月17日に友愛会・総同盟を訪問し、失業・困窮者問題で懇談したとされています(『総同盟50年史』第一巻)。
C・マクドナルドは「近代日本の社会改革に尽くした女性宣教師」とされ、その軌跡は『東京の白い天使』(M・プラング著)に描かれています。松岡駒吉が1929年のILO総会に出席した折は、自費で通訳として同行しています。また、千葉県野田市で1927~1928(昭和3)年に起きた野田醤油争議では、応援のため現地入りして総同盟や松岡駒吉を支えています。
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