友愛労働歴史館は先達者のメッセージを読み取り、再発信します!

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ニュース

メールレポート「友愛労働歴史館たより」第105号を発信しました、4月26日!

友愛労働歴史館は4月26日、メールレポート「友愛労働歴史館たより」第105号を発信しました。これは友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているもので、内容は下記のとおりです。メールレポート「友愛労働歴史館たより」の配信を希望される方は、友愛労働歴史館までEメールで申し込んでください(写真は労使関係研究協会の講演会で講演する高木剛元連合会長)。

<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第105号>

1.荒瀬修一郎氏を招き第8回政治・社会運動史研究会を開く、4月25日!

2.労使関係研究協会が高木剛元連合会長を招いて講演会を開催、4月20日!

3.世界連邦関連資料、その他の資料寄贈を受けました、4月8日・18日!

4.㈱友愛会館が「第3回ツツジを楽しむ会」を開催、4月26日~28日、5月2日!

5.友愛労働歴史館に新しいメンバーが加わりました、4月18日!

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世界連邦資料の寄贈を受ける、4月8日!

友愛労働歴史館はこの程、中野寛成氏(元民社党書記長、元衆議院副議長)の斡旋で世界連邦運動協会より世界連邦資料の寄贈を受けました。パンフレット「世界連邦ー地球に国境はない。いま、一つの世界を」、『世界連邦運動の55年のあゆみ』など6点です。

世界連邦運動には友愛会系労働組合のメンバーやゆかりの人たちが支持・協力を行っており、古くは賀川豊彦(基督教伝道者、世界連邦建設同盟副会長)や松岡駒吉(総同盟第二代会長、衆議院議長、世界連邦日本国会委員会初代会長)、赤松常子(婦人解放運動家、参議院議員、世界連邦建設同盟副会長)らが要職を占めていました。また、中野寛成氏は、世界連邦日本国会委員会第14代会長を務めていました。

寄贈された資料は、友愛労働歴史館所蔵資料として大切に保管・管理するとともに、閲覧に供していきます。

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メールレポート「友愛労働歴史館たより」第104号を発信、3月29日

友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第104号を、3月29日に発信いたしました。今回の内容は、下記のとおりです。

<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第104号>

1.中野寛成元民社党書記長を招き政治・社会運動史研究会を開く、3月29日!

2.日本労働会館2015年度第4回理事会を開く、3月25日!

3.連合旗の寄贈を受け展示しました、3月19日!

4.連載「日本労働会館物語」第59回―友愛会創立者の一人、梶井與雄―!

以上

常設展「日本労働運動の100年余」の会場に連合旗を展示、3月19日!

友愛労働歴史館はこの程、連合(日本労働組合総連合会)から連合旗2枚(大小)の寄贈を受け、その1枚を3月19日に常設展「日本労働運動の100年余―友愛会・総同盟(戦前)を中心とする」の会場に展示いたしました。その横には連合歴代会長の写真も展示いたしました。

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『評伝・城常太郎―日本で初めて労働組合をつくった男―』のご紹介!

友愛労働歴史館です。当館はこの度、『評伝・城常太郎―日本で初めて労働組合をつくった男―』(牧民雄著)を入手いたしましたので、ご紹介いたします。

城常太郎は明治期、高野房太郎や沢田半之助らとともに、労働組合運動に取り組んだ人物です。『評伝・城常太郎』は、この城常太郎の生涯を明らかにしたもので、著者の牧民雄氏(城常太郎は曾祖父に当たる)より当歴史館に寄贈されました。

『評伝・城常太郎―日本で初めて労働組合をつくった男―』(牧民雄著)
同時代社・定価3200円+税

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友愛会ゆかりの人々の資料を探しています!

友愛会(後の総同盟・同盟。現在の連合)は大正元(1912)年8月1日、ユニテリアン教会・惟一館で鈴木文治ら15名が創立した中央労働団体で、当歴史館はこの友愛会ゆかりの歴史資料館です。

現在、当歴史館は友愛会ゆかりの人々の資料を探しています。特に友愛会を創立した15名(下記参照)の内、①鈴木文治と⑧梶井與雄を除く13名の写真・資料は、所蔵していません。これらの人たちの写真・資料をお持ちの方は、当歴史館までご一報ください。

友愛労働歴史館 Eメール   yuairodorekishikan@rodokaikan.org

<友愛会創立メンバー15名>

①鈴木文治(統一基督教弘道会幹事)、②岡村寅次郎(畳職)、③高橋秀雄(機械工)、④鈴木吉太郎(塗物工)、⑤山口庄吉(電気工)、⑥板倉定四郎(巡査)、⑦伊藤伝蔵(牛乳配達夫)、⑧梶井与雄(梶井與雄。機械工)、⑨森田駿(機械工)、⑩石井輪之助(機械工)、⑪喜多川鉱造(機械工)、⑫野村市太郎(電気工)、⑬酒井義雄(撒水夫)、⑭大栗和七(撒水夫)、⑮宮本精太郎(撒水夫)

以上

講演会「全文協に見る演劇活動、文化運動・レク活動」を5月13日に開催!

友愛労働歴史館は5月13日、講演会「全文協に見る演劇活動、文化運動・レクリエーション活動」を開催いたします。全文協は旧同盟(中央労働団体。現在の連合)の文化運動・レクリエーション活動、演劇活動などを担った団体で、2016年は全文協(1955.11.21~1996.12.18)の結成から61年、そして解散から20年になります。

今回の講演会はこれを記念したもので、公演①では舞台演出家の西田了氏が、行動参加型の演劇活動を展開した「全文協劇団こだま」について講演いたします。また、講演②では当館の間宮事務局長(元全文協事務局長)が川崎堅雄(元同盟副書記長)の文化運動論(「労働運動とは、労働者の生活改善のためにする文化運動である」)について報告いたします。

<講演会「全文協に見る演劇活動、文化運動・レクリエーション活動>

と き:2016年5月13日(金)15:00~17:00

ところ:友愛労働歴史館・研修室(友愛会館8階)

テーマ:「全文協に見る演劇活動、文化運動・レクリエーション活動」

講演①「全文協劇団こだま―その活動とめざしたもの―」・15:00~16:00

舞台演出家 西田 了 氏

講演②「全文協と文化運動・レク活動―川崎堅雄の提起したもの」・16:00~17:00

元全文協事務局長 間宮 悠紀雄

その他 参加希望者は5月10日(火)までに友愛労働歴史館にEメールで申し込んでください(先着32名)。

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友愛会創立メンバー梶井與雄の写真を入手、2月18日!

友愛労働歴史館はこの程、大正元(1912)年8月1日の友愛会創立(鈴木文治ら15名によりユニテリアン教会・惟一館で結成)に参加した梶井與雄の写真を入手いたしました。この写真は梶井與雄のゆかりの人である森法房氏(山口県在住。お孫さん)より寄贈されたものです。

梶井與雄はクリスチャンで、『総同盟50年史』には「梶井与雄(機械工)」として記述されています。今回の森法房氏による情報提供の結果、友愛会創立の翌年、大正2(1913)年7月22日に若くして亡くなっていることが確認されました。友愛労働歴史館は今後、森法房氏と連絡をとりつつ、梶井與雄の調査を進めていきます。

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民主社会主義者・サンダース上院議員に注目!

米大統領選の本格的な幕開けとなる民主党、共和党の候補者選びが2月1日、アイオワ州党員集会で始まりました。詳細は略しますが、ここでは民主党の本命ヒラリー・クリントン氏に肉薄した、自称「民主社会主義者」のサンダース上院議員に注目です。

バーニー・サンダース氏はアメリカ・バーモント州選出の上院議員で、ウィキペデアには「ユダヤ系ポーランド人移民の息子でニューヨーク州生まれ・・・・・2007年以来、上院議員を務めている。また、下院議員を通算8期・16年、バーモント州バーリントン市長を務める」などと記述されています。

注目は「社会主義」に拒絶反応を示す市民が多いアメリカで、「民主社会主義者」を自称するサンダース氏が、何度も当選を重ねてきたことです。今後の米大統領選とサンダース上院議員の行方が注目されますが、ここでは「民主社会主義」について一言。

いまの日本ではほぼ死語になった感のある「民主社会主義」ですが、かつては日本でも民主社会主義を謳う政党(1960年に結党された民主社会党、後に民社党と改称。現在は民主党に合流)があり、フランクフルト宣言や民社党綱領に共感を示す民主社会主義者がいました。

彼らは自由放任の資本主義経済メカニズムがもたらす失業、貧困、格差、不平等といった非人間性に反抗し、一方で個人の自由を圧殺する共産主義・全体主義の非人間性にも抵抗して、独自の主張・行動を積み重ねていました。

しかし、いま日本に民社党はなく、民主社会主義者を自称する人々は少なく、民主社会主義に関する資料・書籍を目にする機会は少なくなっています。ただ、友愛労働歴史館には民社党から寄贈された多くの資料があり、また民主社会主義者に寄贈された多くの民主社会主義関連文献が所蔵されています。「民主社会主義」に関心のある方は、友愛労働歴史館までご一報ください。

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河合栄治郎生誕125周年記念大会を開催、2月15日・桜美林大学千駄ヶ谷キャンパス!

 河合栄治郎生誕125周年記念大会が2月15日14:00~17:00、桜美林大学千駄ヶ谷キャンパスで開催されます。参加ご希望の方は、桜美林大学北東アジア総合研究所まで連絡してください。
  なお、社会思想家・経済学者の河合栄治郎先生は、戦前の友愛会・総同盟の労働学校の講師も務めていました。
        「河合栄治郎生誕125周年記念大会」
  日時:2月15日(月)14時-17時
  会場:桜美林大学千駄ヶ谷キャンパス1階ホール
     (従来の四谷キャンパスから引っ越ししました。 http://www.obirin.ac.jp/access/yotsuya/)
 会費:500円、学生無料
  次第:基調講演  竹内 洋(京都大学名誉教授)「学生時代の読書と教養」
     挨拶とスピーチ 行安茂(岡山大学名誉教授)
               李晟遠(韓国青少年図書財団理事長)
               川西重忠(桜美林大学教授)
     全国4大学ゼミ合同出版『学生に与う 感想録』出版記念スピーチ
               宇佐見義尚(亜細亜大学准教授)
               高久保豊(日本大学教授)
               芝田秀幹(沖縄国際大学教授)
               川西重忠(桜美林大学教授)
   桜美林大学北東アジア総合研究所
       住所:〒151-0051 東京都渋谷区千駄ヶ谷1丁目1-12
       ℡/FAX:03(5413)8912
       mail:n-e-a@obirin.ac.jp (事務局)
河合栄治郎様