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『安部磯雄と西尾末廣―日本民主社会主義の系譜―』(梅澤昇平著)のご紹介!

『安部磯雄と西尾末廣―日本民主社会主義の系譜―』(梅澤昇平著)のご紹介!

 この度、当館の研究員を務める梅澤昇平氏(元民社党本部、元尚美学園大学)が、『安部磯雄と西尾末廣』(桜那書院)を出版されましたので、紹介いたします。
 安部磯雄は「日本野球の父」として東京ドームにある野球殿堂博物館に、野球殿堂入り第一号として顕彰されています。また、日本最初の社会主義政党・社会民主党を結成し、「日本社会主義運動の父」と呼ばれている人物です。大正15年には社会民衆党(戦後の日本社会党、民社党の前身)を、片山哲・鈴木文治・西尾末廣・松岡駒吉らと結党しています。
 西尾末廣は労働運動非合法の時代から、関西を中心に友愛会・総同盟で活躍しました。戦前の社会民衆党の結党に参加し、また戦後の日本社会党や民社党の結党を主導した人物でもあります。幾多の困難を乗り越えた闘いの日々をおくり、「百折不撓の人」、「鬣を持つ男」と呼ばれました。
 梅澤昇平氏は同書の「はじめに」で、「二人を結ぶものは、義理人情では動かされない合理主義者であったことだろう。安部は、理想主義に立つ心構えを常に説き、西尾は、政治の最前線でそれを実践してきたといえよう」と書いています。
書 名:『安部磯雄と西尾末広ー日本民主社会主義の系譜―』
定 価:本体1500円+税
出版社:桜那書院
その他:アマゾンから購入できます
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