友愛労働歴史館は現在、企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」を開催中ですが、これを記念し、明治27(1894)年に建設されたユニテリアン教会・惟一館の煉瓦塀の煉瓦を希望者に贈呈いたします。
ユニテリアン教会・惟一館(写真参照)は、ジョサイア・コンドルの設計になる和洋折衷の木造二階建て建物で、その周囲には煉瓦塀が廻らされていました。惟一館は関東大震災には耐え抜きましたが、昭和20(1945)年5月24日の東京山の手大空襲で焼失しています。
しかし、煉瓦塀の一部は戦後も残り、また地下に埋まっていた煉瓦も、2012年の新しい友愛会館(地上16階建て、地下2階)の建設の時、地下から掘り起こされ、惟一館を偲ぶモニュメントとして保存されました(写真参照)。また、新たに設けられた花壇に再利用され、残りは友愛労働歴史館が保管しています。
この度、当歴史館が保管してきた惟一館煉瓦塀の煉瓦を、先着10名様に各1個を贈呈いたします。希望者は友愛労働歴史館までメールでお願いいたします。但し、原則、当館に受け取りに来ていただける方といたします。友愛労働歴史館Eメール yuairodorekishikan@rodokaikan.org
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