友愛労働歴史館が3月10日(月)から開催している企画展「ジョサイア・コンドルと惟一館、山口文象と青雲荘」(2014.03.10~2014.08.30)では、4つの見学ポイントを紹介しています。
1.昭和11年から昭和20年までの9年間、外国人建築家(コンドル)の和風クラシック建築と日本人建築家(山口文象)の洋風モダン建築が並び立っていた「特異な風景」をイメージしていただきます。
2.惟一館は、その和風クラシックデザインから「特異な建物」「和洋折衷でミョウチクリン」と評されてきました。この惟一館に、建築家ジョサイア・コンドルと発注者クレイ・マッコーレイ(ユニテリアン教会牧師)がどのようなメッセージを込めたのか、を読み解っていただきます。
3.昭和11(1936)年、労働組合による日本で最初のアパート、病院として青雲荘・友愛病院(設計:山口文象)が建設されます。この青雲荘・友愛病院に、建築家山口文象と発注者松岡駒吉(総同盟会長、日本労働会館理事長)がどのようなメッセージを込めたのか、を読み解っていただきます。
4.重田喜孝氏の水彩画やミニ木版画「港区・芝界隈10景」により、惟一館から友愛会館への120年の変遷を見つめ、明治・大正・昭和の芝界隈の風景を楽しんでいただきます。
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