友愛労働歴史館は現在、企画展「協調会結成100年―渋沢栄一と鈴木文治・友愛会―」(2019.7.4~12.24)を開催中ですが、本展は一週間後の12月24日(火)に閉会します。
この企画展「渋沢栄一と鈴木文治・友愛会」は2年前、3つの問題意識からスタートしました。第一点は「日本資本主義の父」渋沢栄一と「日本労働運動の父」鈴木文治はどのようにして出会い、そして別れたのか、二点目は協調会には悪しきイメージ(GHQにより解散させられている、労資協調を連想させるなど)があるが本当にそうなのか、三点目は渋沢と鈴木という立場も利害も年齢も異なる二人には何か共有するものがあったのではないか、という点でした。
3つの問題意識の答えは企画展の展示物・解説パネルの中にあります。渋沢栄一や鈴木文治、協調会に興味と関心のある方は、ぜひご来館いただければと思います。
なお、展示室に置き、お持ち帰りの資料としている「友愛労働歴史館・企画展『協調会結成100』の解説」を掲載いたします。また、希望者にはEメール添付で送付いたしますので、友愛労働歴史館までご連絡ください。
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