友愛労働歴史館は本6月6日、企画展「総同盟結成から70年―いま労働組合主義について考える―」(2016.06.06~2016.12.22)をオープンいたしました。本年は総同盟(戦後)結成から70年に当りますので、これを記念した今回の企画です。
今回の企画展では戦前の総同盟の論客・齋藤健一と、戦後の全労・同盟の理論的指導者・川崎堅雄を取り上げ、その労働組合主義について紹介しています。
現在、日本では企業・産業・経済のグローバル化が進展し、経済が低迷する中、非正規労働者が増大し、格差や不平等は拡大して、貧困層が増えています。このようなときこそ労働者を守るべき労働組合・労働運動に対する理解、関心を高める必要があります。
本企画展で労働組合や労働組合主義について、また戦前の総同盟の論客・齋藤健一や戦後の全労・同盟の理論的指導者・川崎堅雄への理解を深めていただき、労働組合や労働運動に関する興味と関心を持っていただければ幸いです。
友愛労働歴史館 館長 徳田孝蔵
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