赤松常子(1897.8.11~1965.7.21)は、戦前期の労働運動で多くの労働争議に参加し、「労働運動のナイチンゲール」と慕われた婦人活動家です。
彼女は戦前の総同盟の活動家として、また社会民衆党・社会民衆婦人同盟の一員として赤松明子(社会運動家、吉野作造二女、赤松克麿夫人)や阿部静枝(歌人・評論家、阿部温知夫人)らとともに労働運動・無産婦人運動に活躍しました。
戦後期は全繊同盟(現UAゼンセン)を母体に労働運動家として、また社会党・民社党の参議院議員として、さらに世界連邦建設運動などに取り組みました。
2015年は赤松常子没後50年に当ります。これを記念し友愛労働歴史館は、企画展「赤松常子ー婦人運動・社会運動に生きた生涯」(2015.07.21~11.30)を開催いたします。
本展では第1部~第3部で赤松常子の労働運動・婦人解放運動・社会運動について紹介・解説するとともに、第4部で赤松常子の短歌やゆかりの歌人たち(与謝野鉄幹、与謝野晶子、阿部静枝、宮崎白蓮)についても紹介いたします。
友愛労働歴史館企画展「赤松常子-婦人運動・社会運動に生きた生涯-」
と き 2015年7月21日(火)~11月30日(月) ※原則、平日の10:00~17:00
ところ 友愛労働歴史館展示室(友愛会館8階)
内 容 第一部 赤松常子・その人と生涯
第二部 婦人解放運動に取り組んだ赤松常子-戦前の労働運動・婦人運動-
第三部 政治家、婦人活動家として生きた赤松常子-戦後の労働運動・社会運動-
第四部 赤松常子の短歌、ゆかりの歌人たち-与謝野鉄幹・与謝野晶子・阿部静枝・宮崎白蓮-
※土日、休祝日、時間外の見学は友愛労働歴史館までEメールでご相談ください。
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