友愛労働歴史館は現在、片山連立内閣(1947年)で首班を務めた片山哲(1887.7.28~1978.5.30。クリスチャン、弁護士、政治家)の没後40年、片山内閣崩壊70年を記念した企画展「戦後民主化のリーダー 片山哲」(2018.1.5~6.29)を開催中です。
同展展示物の一つに、片山哲が和田一仁氏(元民社党衆議院議員、戦前からの盟友和田操の子息)に贈った短歌(色紙)を展示しています。
それが「庭に咲き野山に咲くもかわりなし 梅の薫にあこかるるかな」の短歌で、社会党内左派の反乱で片山内閣が総辞職に追い込まれたときの心境を詠んだものです。
一人の政治家として政権に汲々とせず、民主主義と平和に憧れ続けた片山哲の心境が伝わってくる歌です。
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