明治22(1889)年、米国ユニテリアン協会から派遣され、明治27(1894)年に東京・三田四国町にユニテリアン教会・惟一館(現友愛会館。社会主義研究会・友愛会の誕生の地)を建設したクレイ・マッコーレイ牧師、そのゆかりの石灯籠が東京・三田の慶応義塾大学敷地内あります。
この石灯籠は、「1905(明治38)年に作られ、三田四国町の惟一館の前に建てられたが、後、1923(大正12)年に教会がこの建物を手放すことになった時、慶応義塾が最も縁の深いところであるからとて、塾に提供された」(『慶応義塾大学部の誕生』)とされています。
現在の石灯籠は上部が失われていますが、表面には「クレイ・マッコーレイ記念灯」と刻まれています。慶応義塾とユニテリアン教会、クレイ・マッコーレイ牧師とのゆかりの深さを知ることができます。
コメントを残す