日本で最初の社会主義理論書『社会主義』(明治32年刊行)が、桜耶書院から復刻されました。同書の著者は牧師でユニテリアン教会説教師、英語学者の村井知至(1861~1944)です。
村井知至は.明治17(1884)年、同志社英学校卒業。その後、今治教会の横井時雄の下で働いています。明治22(1889)年渡米し、アンドーヴァー神学校で学ぶ。帰国し本郷教会で勤務。その後、再渡米しアイオワ大で社会学を学んでいます。
明治30(1897)年に帰国し、日本ユニテリアン協会に加入。翌年、労働組合期成会(高野房太郎、片山潜ら)の評議員に就任しています。明治32(1899)年に安部磯雄らと社会主義研究会(後の社会民主党)を結成し、会長に就任しています。
復刻版『社会主義』(定価1000円税別。桜耶書院)の購入を希望される方は、アマゾンで申し込んでください。なお、友愛労働歴史館にも一定の在庫がありますので、お分けすることができます。Eメール yuairodorekishikan@rodokaikan.orgでご相談ください。
日本で最初の社会主義理論書『社会主義』(村井知至著。桜耶書院)が復刻!
« 「赤松常子」展がUAゼンセン機関紙『yuai』10月号で紹介される! メールレポート「友愛労働歴史館たより」第99号を発信しました、10月26日! »
コメントを残す