総同盟会長、全繊同盟会長、衆議院議長などを務めた労働運動家・松岡駒吉(1888.04.08~1958.08.14)は、60年前の1958(昭和33)年8月14日に逝去しています。このため今日は松岡駒吉没後60年であり、また本年は松岡の生誕130年、そして彼が主導した野田醤油争議(1927~1928)から90年の節目の年でもあります。
友愛労働歴史館はこれを記念し、企画展「松岡駒吉―戦前期、ひとすじに労働者の利益を守った男―」(2018.7.6~12.21)を開催していますが、それは松岡駒吉の3つのメッセージを紹介する展示です。
松岡駒吉は、「戦前のきわめて困難な時代にただ一筋に現実の労働者の利益を守るために、地道な努力をつづけてきた人物」(『松岡駒吉伝』)とされ、彼のメッセージは①「産業人論」、②「健全なる労働組合主義」、③「現実主義労働運動」として今日に伝えられています。詳しくは当館企画展「松岡駒吉―ひとすじに労働者の利益を守った男―」をご覧ください。
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