友愛労働歴史館は現在、企画展「戦後民主化のリーダー 片山哲」(2018.1.5~6.29)を開催しており、片山哲の色紙も展示しています。
その中の2枚の色紙を紹介いたします。片山哲が和田一仁氏(故人、衆議院議員)へ贈ったもので、「高遠の理想 耐乏の生活」、「政界に梅一輪の清楚あれ」の2 枚です。何れも片山哲らしい言葉です。特に「高遠の理想 耐乏の生活」は、「日本社会主義運動の父」とされ、片山哲が兄事した安部磯雄(早大教授、政治家、社会民衆党委員長、ユニテリアン。「日本野球の父」)が好んで揮毫した言葉とされています。
和田一仁氏は片山哲が書記長を務めた社会民衆党(1926年結党、後の右派社会党・民社党の前身)時代からの盟友、和田操(クリスチャン、東京市議会議員、和田印刷経営者)の子息で、民社党で衆議院議員を務めたクリスチャンです。
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