友愛労働歴史館は去る5月26日(火)午後、梅澤昇平氏(元尚美学園大学教授、友愛労働歴史館研究員)を招き、研修室で公開講演会「安部磯雄と現代」を開催しました。今回の講演会は、開催中の友愛労働歴史館企画展「日本野球の父、日本社会主義運動の父・安部磯雄」と連動させたもので、労使関係研究協会との共催で開催しました。
安部磯雄は統一基督教弘道会会長として鈴木文治の友愛会創立を支え、「日本労働運動の恩人」とされた人物。また、明治34年の社会民主党や大正15年の社会民衆党の創立を主導したことにより、「日本社会主義運動の父」としても知られている人です。
梅澤昇平氏の講演内容は、①安部磯雄の生涯、②キリスト者・安部磯雄、③社会主義の父、④日本野球の父、⑤評価と批判、⑥むすび―安部と現代―“質素之生活、高遠之理想”でした。
講演会には友愛労働歴史館関係者、労使関係研究協会関係者の他、安部磯雄ゆかりの方々など約30名が出席。約1時間半に亙り、梅澤昇平氏の講演・報告を受け、その後に質疑・意見交換を行いました。
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