友愛労働歴史館は5月27日(火)午後、「松岡駒吉、山口文象が青雲荘に込めたメッセージ」と題した講演会を開催いたします。講師は山口文象の研究者、伊達美徳氏です。
昭和11年7月、総同盟の松岡駒吉(日本労働会館初代理事長)は日本で最初の労働組合によるアパート、病院となるアパートメントハウス青雲荘・友愛病院(現在の友愛会館)を建設します。設計は当時、新進気鋭のモダニズム建築家として知られた山口文象です。
これにより東京・芝の地には、外国人建築家の和風建築・日本労働会館(旧ユニテリアン教会・惟一館。明治27年3月。設計はジョサイア・コンドル)と、日本人建築家の洋風モダン建築・青雲荘が並び立つ「特異な風景」(伊達美徳氏)が出現しました(昭和20年、東京山の手大空襲で焼失)。
今回の講演会では山口文象研究者・伊達美徳氏をお招きし、松岡駒吉や山口文象が青雲荘・友愛病院に込めたメッセージを読み解いていただきます。松岡駒吉には「快適で安価な住宅」「医療の社会化」というメッセージがあり、「いつも社会に目を向けていた建築家」と評された山口文象には「労働者のために快適な住まいを」とのメッセージがあったのです。
<友愛労働歴史館・労使関係研究協会共催講演会>
と き:2014年5月27日(火)14:00~16:00
ところ:友愛労働歴史館研修室(友愛会館8階)
テーマ:「松岡駒吉、山口文象が青雲荘に込めたメッセージ」
講 師:伊達 美徳 山口文象研究者
その他:参加費無料、先着40名。労使関係研究協会との共催。参加希望者
は友愛労働歴史館までEメールか電話で申し込んでください。
前略、5/27日の講演会「松岡駒吉、山口文象が青雲荘に込めたメッセージ」への参加を申し込みます。よろしくお願い申し上げます。