今日、2018年5月15日は、阿部静枝の歌集『地中』(昭和43年・短歌研究社)が発行されてから50年となります。
「ポトナム」同人として知られる歌人・阿部静枝(1899~1974)は、また当歴史館のゆかりの人であり、当館展示室には阿部静枝の肖像画が飾られています。
それは歌人・阿部静枝としてではなく、「歌人・評論家・社会運動家として、一筋の道を生きた阿部静枝」として顕彰しているのです。
昭和初期、阿部静枝は社会民衆党の婦人活動家として赤松常子(労働運動家・参議院議員)や赤松明子(吉野作造次女)らとともに、婦人解放運動に取り組んだ社会運動家として知られています。
阿部静枝は戦後、歌人として活動する一方、民社党の豊島区議としても活躍しています。社会運動家・阿部静枝に関心のある方は、一度、友愛労働歴史館をご見学ください。
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