友愛労働歴史館が情報提供のためインターネット上で発信しているメールレポート「友愛労働歴史館たより」第170号(2021.11.15)を掲載いたします。
<メールレポート「友愛労働歴史館たより」第170号(2021.11.15)>
1.友愛労働歴史館新事務局長に藤吉大輔氏が就任、11月10日・日本労働会館理事会!
2.菊田一夫の詩「民主社会党におくる」を展示中!
3.労働資料協の2021年度定期総会がWEB形式で開催、11月9日!
TEL.050-3473-5325
〒105-0014 東京都港区芝2-20-12 友愛会館8階
友愛労働歴史館が連合(日本労働組合総連合会)の機関誌・月刊『連合』10月号(NO.390)で紹介されました。月刊『連合』10月号(表紙写真参照)は「渋沢栄一×労働組合」の特集を行っており、当歴史館も取材を受けました。
これは当歴史館が2019年に協調会結成100年を記念した企画展「協調会結成100年―渋沢栄一と鈴木文治・友愛会―」(2019.7.4~12.24)を開催していたことによります。同企画展は第1部「協調会27年略史」、第2部「協調会と渋沢栄一・添田敬一郎」、そして第3部「渋沢栄一と鈴木文治・友愛会」の構成でした(チラシ写真参照)。
月刊『連合』10月号は「渋沢栄一と労働組合の数奇な関係」のタイトルで4頁に亘って「渋沢栄一×労働組合」論を展開し、渋沢と労働組合をつないだものは「労使は人格において対等であるという『人格主義』の考えが根底にあった」からと記しています。
友愛労働歴史館(友愛会館8階)は9月14日(火)のリニューアルオープンに合わせ、展示室横に資料閲覧室兼ミニ会議室を設けました。ここは友愛労働歴史館旧研修室で、新たに移動式書庫と資料閲覧室を設置したものです。
閲覧コーナーは2名利用が可能ですが、原則1名利用としています。また、閲覧者は資料・書籍を自由に閲覧することができますが、資料保全のためコピーは原則禁止。ただ、相談によりデジカメ、スキャナーによる複写は可能です。E―Mail yuairodorekishikan@rodokaikan.orgで担当者にご相談ください。
友愛会系労働運動の歴史資料館である友愛労働歴史館は、主な資料として①友愛会から同盟までの民主的労働運動、②社会民衆党から民社党までの民主的社会主義運動、③ユニテリアン教会・惟一館ゆかりの社会運動、に関する書籍その他の資料を所蔵しています。
休館中の友愛労働歴史館は9月14日(火)、リニューアル・オープンいたします。開会時間は平日10:00~17:00で、土日・休祝日は原則、休館となります。
友愛労働歴史館は2012年の再オープン以来、常設展「日本労働運動の100年余―友愛会・総同盟を中心とするー」(2013.03.18~)と年2回の企画展を開催してきました。今回のリニューアルにより展示室が縮小されたため今後は常設展「日本労働運動の100年余―友愛会・総同盟を中心とするー」を中心とする展示会活動となります。
なお、展示室に付属する資料閲覧室は資料整理の関係で利用開始が9月27日(月)からとなります。この日は財団法人日本労働会館の開館式が行われた1931(昭和6)年9月27日から90年となります。どうぞよろしくお願いいたします。
友愛労働歴史館は7月6日(火)から臨時休館に入り、展示室のリニューアルや書庫の移転作業に取り組んできました。書庫の移動棚や展示室の棚に保管していた各種資料(書籍、ビラ・チラシ、機関紙・誌、肖像画、組合旗など)は地下倉庫に移すとともに、一部は床に仮置きしました。
現在、これらの書籍・資料を新たに設置した移動式書庫・固定収納棚(旧友愛労働歴史館研修室)に戻す作業に取り組んでおり、9月10日(金)頃までに終了する予定。その後、展示室の準備を行い、再開は9月14日(火)を予定しています。
なお、今回のリニューアルで展示室が縮小されたため、今後の展示会活動は原則、常設展が中心となります。友愛労働歴史館は2012年の再オープン以来、展示室(写真参照)で常設展「日本労働運動の100年余」と企画展(年2回)を開催してきました。しかし、今後はこれを見直して常設展「日本労働運動の100年余―友愛会・総同盟を中心とするー」を中心に開催いたします。どうぞよろしくお願いいたします。
1912(大正元)年8月1日に創立された友愛会(後の総同盟・同盟、現在の連合)を顕彰する活動を行っている「友愛会創立を記念する会」(高木剛会長)は、本年の記念する会を8月1日・友愛会館において開催した。
今年は新型コロナ対応のため規模を縮小し、参加者を絞って開催。参加したのは友愛会創立を記念する会(構成組織と個人会員)の幹事組合を務めるUAゼンセンの古川幹事、電力総連の河野幹事、日産労連の大喜多幹事。そして記念する会の事務局を務める日本労働会館・友愛会館の事務局メンバーらで、名称も「友愛会創立を記念する集い」とした。
記念する集いは同日11時、大喜多友愛会創立を記念する会事務局長の司会で始まり、高木会長に代わり宮本副会長(一般財団法人日本労働会館理事長)が主催者挨拶を行った。続いて物故者への黙祷を捧げ(写真参照)、高木会長のメッセージ読み上げと逢見連合会長代行の来賓挨拶が行われた。その後に民社協会と政策研究フォーラムの来賓メッセージが読み上げられた。
その後、参加者は昼食・懇談を行い、12時30分頃に閉会した。
友愛労働歴史館の企画展「鬣(たてがみ)を持つ男・西尾末廣―労働運動・政治運動に生きた生涯―」(2021.3.8~7.5)は、本5日に閉会します。コロナ禍にも拘わらず、期間中にご来館・ご見学いただいた皆様に感謝いたします。
なお、友愛労働歴史館は明6日(火)から臨時休館となります。休館中は、友愛労働歴史館業務見直しに伴う展示室リニューアルや書庫移転作業を行い、再オープンは8月末か9月を予定しています。再開日時は当館HPなどでご案内いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
写真は現状の友愛労働歴史館最後の団体見学となったUAゼンセン流通部会の皆様で、7月1日(木)午前に来館され、研修室で紹介スライド「ようこそ友愛労働歴史館へ」による解説を受けた後、当館展示室を見学されました。