「近代日本の劇作家・労働運動家」(ウィキペディア)の平沢計七(1889~1923)の作品をまとめた『一人と千三百人/二人の中尉・平沢計七先駆作品集』が、講談社文芸文庫の一冊として本年4月に出版されました。
平沢計七は友愛会出版部長として機関誌『労働及産業』や『友愛婦人』などの編集を担当した労働運動家ですが、同時に労働劇の先駆者・劇作家としても知られています。1923年の関東大震災のさなか身柄を拘束され、亀戸警察署で軍隊により刺殺されています。
本書は平沢計七の作品をまとめたもので、平沢計七の研究者・大和田茂氏が「解説」、「年譜」、著者目録」を担当しています。
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