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ベルンシュタイン著『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務』から120年!

ベルンシュタイン著『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務』から120年!

120年前の1899年、ドイツの社会思想家・政治家であるエドゥアルト・ベルンシュタイン(1850.1.6~1932.12.28)は、『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務』を刊行します。これによりドイツ社会民主党にいわゆる「ベルンシュタイン問題」が起こり、彼は主流派、特に左派から修正主義者として厳しく批判されます。

しかし、同書は先進資本主義国における民主的な社会主義への道(「議会政治による社会主義の漸進的な実現」)を示したものであり、ベルンシュタイン主義は今日、イギリスのフェビアン主義とともに民主社会主義の源流の一つとされています。

友愛労働歴史館はエドゥアルト・ベルンシュタインの主著『社会主義の諸前提と社会民主主義の任務』(佐瀬昌盛訳、ダイヤモンド社)を所蔵する他、関連書として①『ベルンシュタイン―民主的社会主義のディレンマ』(ピーター・ゲイ著、木鐸社)、②『ベルンシュタインと修正主義』(関嘉彦著、早稲田大学出版部)、③『ベルンシュタイン―亡命と世紀末の思想』(亀嶋庸一著、みすず書房)、④『民主的社会主義と社会民主主義―ベルンシュタイン、ゴーデスベルク・ベルリン綱領』(ホルスト・ハイマン著、現代の理論社)」があります。また、エンゲルスとベルンシュタインの往復書簡が収録されている『マルクス・エンゲルス全集』35巻・36巻『書簡集』(大月書店)を所蔵しており、来館者への閲覧に供しています。

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