友愛労働歴史館は現在、企画展「戦後民主化のリーダー 片山哲」(2018.1.5~6.29)を開催中で、日本社会党から片山内閣に入閣し、支えた人々の紹介も行っている。
閣僚を務めた学者・政治家として鈴木義男(司法大臣、法学者、弁護士、教育者、衆議院議員)、森戸辰男(文部大臣、学者、教育者、文化功労者、衆議院議員)、そして波多野鼎(農林大臣、学者、参議院議員)がいる。
また、農民運動や労働運動の出身者として平野力三(農林大臣、農民運動家。後に罷免され、波多野鼎が農相を引き継ぐ)、水谷長三郎(商工大臣、労働運動家)、米窪満亮(労働大臣、海員組合出身の労働運動家)、西尾末廣(内閣官房長官、友愛会以来の労働運動家)がいる。
さらに片山内閣を政務官として支えた人たちに永江一夫(文部政務次官、労働運動家)、冨吉榮二(商工政務次官、農民運動家)、土井直作(労働政務次官、労働運動家)がおり、また官僚出身の曾禰益(内閣官房次長、後に民社党書記長)がいる。また、松岡駒吉(総同盟会長)は、衆議院議長として片山内閣を支えた。
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